松・梅・桜に雪の画題は「鉢の木」。僧に扮した時の執権北条時頼が大雪に見舞われやむなく宿を所望した先は極貧の武士佐野常世の家。大事な松・梅・桜の鉢植えを切って僧に暖をとり、貧しくともいざ鎌倉の志を語った。その後鎌倉に召集がかかり馳せ参じると、なんとその僧は時頼であり常世は知行を授かったという武士の忠義を称える謡曲談。本作は耳の輪郭を雪輪に見立てている。笄櫃孔が小さい構図の、精巧で垢抜けした鉢の木図透、洗練された赤坂鐔。2024年保存刀装具審査合格。
松・梅・桜に雪の画題は「鉢の木」。僧に扮した時の執権北条時頼が大雪に見舞われやむなく宿を所望した先は極貧の武士佐野常世の家。大事な松・梅・桜の鉢植えを切って僧に暖をとり、貧しくともいざ鎌倉の志を語った。その後鎌倉に召集がかかり馳せ参じると、なんとその僧は時頼であり常世は知行を授かったという武士の忠義を称える謡曲談。本作は耳の輪郭を雪輪に見立てている。笄櫃孔が小さい構図の、精巧で垢抜けした鉢の木図透、洗練された赤坂鐔。2024年保存刀装具審査合格。