説明

UJKA364 – 第40号カタログ掲載品 – 販売中 月山貞一 刀 (初代貞一) 月山貞一(天保7年〜大正7年)は、明治期を代表する名工であり、日本刀史上最高峰の鍛冶の一人と称えられています。大坂の月山貞吉の養子となり、備前、相州、山城、大和、美濃の五ヶ伝すべてを極めました。その技量は同時代の追随を許さず、明治39年には工芸家にとって最高の栄誉である「帝室技芸員」に任命されています。本作は大正4年1月の紀があり、貞一80歳の折の作品です。その生涯の掉尾を飾る一振りであり、長年にわたる練達の技を証明する極めて貴重な資料といえます。 本作は、日本刀の最高峰とされる相州伝の祖・五郎入道正宗を敬慕し、その作風を狙ったものです。地鉄は小板目肌がよく詰み、地沸厚くつき、見事な地景が渦巻くように現れます。この地景は刃中にまで連なり、輝く金筋へと変化しています。刃文は沸出来の華やかな互の目乱れで、足、砂流しが頻りにかかり、刃縁に沿って長い金筋が走ります。帽子は掃き掛けとなり、刀身全体から溢れんばかりの覇気と、それを完璧に制御する品格が感じられます。さらに、貞一自らの手による彫物(彫同作)が本作を完成させています。表には滝の中に立つ不動明王(滝不動)が肉厚に彫り上げられ、裏には素剣に爪が施され、この一振りに宿る精神性をより一層高めています。 本作は、徳島県屈指の篤志家として知られる石原家第14代当主・石原六郎(1873-1932)が、大正天皇の御即位を記念して特注したものです。その後、徳島県最古の古刹である丈六寺へと奉納されました。

A GASSAN SADAKAZU KATANA (月山貞一)

A GASSAN SADAKAZU KATANA (月山貞一)

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刀工

Gassan Sadakazu (First Generation)

時代

Shintô · meiji-taishô Era

仕様

長さ

69.6 cm

反り

1.6 cm

元幅

2.6 cm

刀剣商

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