獅子児落図鐔 無銘(横谷派) -Mumei (Yokoya School)- 縦70.5ミリ 横67.7ミリ 切羽台厚5.4ミリ 重さ152.8グラム 江戸中期 The middle period of Edo era 附属 保存刀装具鑑定書、桐箱 本作は横谷派の手による四分一地の優品です。画題は「獅子児落し」を表したもので、険しい崖上に親獅子、麓に仔獅子を配し、中国故事に基づく勇壮な情景を簡潔かつ格調高く表現しています。 地金には上質な四分一を用い、落ち着いた灰黒色の地色を活かして静謐な空間を構成しています。画面右上には断崖絶壁を鋭い鏨遣いで刻み、その頂には鬣を大きく波打たせた親獅子を毛彫と片切彫によって躍動的に表し、裏に描かれた崖下には二頭の仔獅子を配して、親獅子から谷底へ突き落とされながらも力強く生き抜こうとする姿を描いています。 背景には松や霞を添え、広く残された地面によって奥行きと余白の美を演出し、繊細な片切彫は獅子の毛並みや岩肌の表現に巧みに用いられ、簡潔な構図の中に豊かな情趣を生み出しています。また、厚手に仕立てられた四分一地は重量感があり、柔らかな古色が作品全体に落ち着いた風格を与えています。 獅子児落しは、真に優れた者を育てるために獅子が我が子を谷底へ突き落とすという故事に基づく吉祥的な画題であり、武家社会においては鍛錬や克己の精神を象徴するものとして好まれました。本作は横谷派ならではの洗練された彫技と優美な意匠感覚が見事に調和した、見所の多い優品です。
















江戸
無銘
保存 (NBTHK)
銘が正しい、または無銘でも年代・流派を指摘でき、美術工芸的価値が認められる、保存に値する真正の刀装具と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
獅子児落図鐔 無銘(横谷派) -Mumei (Yokoya School)- 縦70.5ミリ 横67.7ミリ 切羽台厚5.4ミリ 重さ152.8グラム 江戸中期 The middle period of Edo era 附属 保存刀装具鑑定書、桐箱 本作は横谷派の手による四分一地の優品です。画題は「獅子児落し」を表したもので、険しい崖上に親獅子、麓に仔獅子を配し、中国故事に基づく勇壮な情景を簡潔かつ格調高く表現しています。 地金には上質な四分一を用い、落ち着いた灰黒色の地色を活かして静謐な空間を構成しています。画面右上には断崖絶壁を鋭い鏨遣いで刻み、その頂には鬣を大きく波打たせた親獅子を毛彫と片切彫によって躍動的に表し、裏に描かれた崖下には二頭の仔獅子を配して、親獅子から谷底へ突き落とされながらも力強く生き抜こうとする姿を描いています。 背景には松や霞を添え、広く残された地面によって奥行きと余白の美を演出し、繊細な片切彫は獅子の毛並みや岩肌の表現に巧みに用いられ、簡潔な構図の中に豊かな情趣を生み出しています。また、厚手に仕立てられた四分一地は重量感があり、柔らかな古色が作品全体に落ち着いた風格を与えています。 獅子児落しは、真に優れた者を育てるために獅子が我が子を谷底へ突き落とすという故事に基づく吉祥的な画題であり、武家社会においては鍛錬や克己の精神を象徴するものとして好まれました。本作は横谷派ならではの洗練された彫技と優美な意匠感覚が見事に調和した、見所の多い優品です。
















江戸
無銘
保存 (NBTHK)
銘が正しい、または無銘でも年代・流派を指摘でき、美術工芸的価値が認められる、保存に値する真正の刀装具と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。