説明

Stock number:TU-010513Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Hozon TousouguCountry・Era:Edo eraShichikenjin-zu-Sukashi Tsuba丸形 鉄地 肉彫地透 金銀象嵌色絵 金耳覆輪 両櫃孔Length:7.28cmWidth:7.12cmThickness:0.55cmWeight:112gIn paulownia wood box藻柄子入道宗典製、七賢人図透鍔。精良に詰んだ鉄地を丸形に造り込み、地を透かして主題である三国志の場面を的確に表わしています。背景を陽に肉彫し、こ れに精密な彫刻と金銀の象嵌を施し、狭い鍔面に高い技法と精密な彫刻によって空間を造り、人物には動きが窺えて微妙な表情を映し出しています。耳の金覆輪 等が高級感と美術性を一層高めています。独特の作風で時代を築いた宗典の、特質と優秀性が顕著に示された代表作となる優品で、宗典の堅実な作風を示した鍔 です。保存刀装具鑑定書。

Tsuba [Souten Shichikenjin-zu-Sukashi Tsuba] [N.B.T.H.K] Hozon Tousougu
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Tsuba [Souten Shichikenjin-zu-Sukashi Tsuba] [N.B.T.H.K] Hozon Tousougu

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作者について

Hikone Soten宗典

10 重要刀剣

藻柄子宗典は、元来は京都の出身と伝えられ、後に江州彦根に移住し、彦根彫の祖とされている。初銘を秀典と称し、彦根御家中川北氏の抱え工となり、氏を喜多川と改めたという。同名二代が存在するとされ、現存する行年紀作などから、初代の活躍期は江戸時代前期から中期にかけてと推定される。美濃彫の流れを汲むとも伝えられ、作風に後藤風、美濃風が見られるとする見解もあるが、後藤家に学んだと見られる大きな特色はないとする指摘もある。 宗典の作風は、鉄地または赤銅地を高彫、象嵌色絵で飾るものが多く、特に鉄地高彫に色絵象嵌を施した作に傑作が多いとされる。題材は武者、竹林の七賢、花鳥、藻貝尽くしなど多岐にわたり、本作のように唐人物や群仙図といった人物を主題としたものも存在する。色絵には金、銀、赤銅、素銅など各種の色金を用い、華やかで賑々しい作風を特徴とする。赤銅魚子地高彫の作も存在し、金覆輪を施したものも見られる。作風は緻密であり、その彫口はおおらかでゆったりとしており、観る者を幽玄の世界に誘うと評される。 宗典の作は、その濃密な彫法で名を馳せ、彦根彫の代表工として知られる。しかし、その名声故に、後代の彦根彫りの作品に宗典の銘が多用され、粗悪な作品にも刻銘されているのが現実である。真作においては、賑々しい作柄に品格を兼ね備えた豪華な優鐔が多く、行年銘が貴重である。保存状態が良いことも評価される点である。

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