本作は第二次世界大戦末期に製作された、陸軍将校用軍刀でございます。 伝統的な水焼入れによる古式練鍛で打たれた手鍛造の一振りであり、地肌の練れも良く、刃文は働きに富んだ見事な出来映えを呈しております。 作者の兼俊は「陸軍受命刀匠」として名を馳せた名工であり、本作はその技量を存分に発揮した優品です。受命刀匠の手による作刀には、本作のように茎(なかご)に「星刻印」が打たれることがあり、これは厳格な審査を経て製作された証でもあります。 拵えは当時のオリジナルが付属しており、保存状態は極めて良好なミントコンディションを保っております。 銘:【星刻印】濃州住兼俊 年紀:【関刻印】昭和十九年六月 【兼俊(かねとし)】 岐阜県居住。本名、村山喜之一。明治38年8月3日生。陸軍受命刀匠として活躍し、昭和53年2月23日没。栗原彦三郎昭秀による聖代刀匠位烈では「上工の列」に列せられる。昭和16年の第六回新作日本刀展覧会では「第二席」を受賞するなど、当時から高く評価された刀匠です。 【見どころ】 刃文は華やかな丁子乱れを基調とし、互の目が混じり、刃中には多彩な働きが見て取れます。地肌は画像でも確認いただける通り、精緻に練られた小板目に、地景や大肌が交じる力強い鍛えです。 刀身は研ぎ上げられたばかりの美しい状態で、刀身保護のための上質な白鞘も付属いたします。刃縁には沸(にえ)が厚くつき、地沸も細かくつく見事な仕上がりです。 【陸軍受命刀匠と星刻印について】 第二次世界大戦期、茎に打たれた「星刻印」は、その刀身が陸軍受命刀匠によって製作されたことを示しています。受命刀匠となるには厳しい試験と作品審査を通過する必要があり、選ばれた刀匠には作刀のための玉鋼が配給されました。星刻印があり、かつ刃中に沸が見られるものは、伝統的な製法で打たれた「現代刀」として分類されます。これらの作の中には、日本美術刀剣保存協会(NBTHK)の鑑定において保存刀剣等に合格するものも存在します。昭和17年には「陸軍受命刀匠名簿」が発行されており、海軍においても同様の「海軍委託刀匠」制度が存在しました。 本作は、戦時下において伝統の技を守り抜いた手鍛造刀の白眉であり、保存状態も申し分ない一振りです。 銘:【星刻印】濃州住兼俊 裏銘:【関刻印】昭和十九年六月 長さ:64.0cm(25 3/16インチ) 反り:15.0mm 元幅:33.4mm 先幅:24.1mm 重ね:6.1mm 造込み:鎬造、庵棟 茎:生ぶ 鍛え:小板目 刃文:乱れ 帽子:丸 状態:研磨済み、良好 最新の入荷情報を購読しませんか? Nihonto Antiquesのメーリングリストに登録して、最新のニュースや更新情報を受け取りましょう。 【購読する】 ご登録ありがとうございます。 お客様のメールアドレスは厳重に管理され、当サイトからの更新情報の送信のみに使用されます。




美濃 · 1926-1989頃
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
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本作は第二次世界大戦末期に製作された、陸軍将校用軍刀でございます。 伝統的な水焼入れによる古式練鍛で打たれた手鍛造の一振りであり、地肌の練れも良く、刃文は働きに富んだ見事な出来映えを呈しております。 作者の兼俊は「陸軍受命刀匠」として名を馳せた名工であり、本作はその技量を存分に発揮した優品です。受命刀匠の手による作刀には、本作のように茎(なかご)に「星刻印」が打たれることがあり、これは厳格な審査を経て製作された証でもあります。 拵えは当時のオリジナルが付属しており、保存状態は極めて良好なミントコンディションを保っております。 銘:【星刻印】濃州住兼俊 年紀:【関刻印】昭和十九年六月 【兼俊(かねとし)】 岐阜県居住。本名、村山喜之一。明治38年8月3日生。陸軍受命刀匠として活躍し、昭和53年2月23日没。栗原彦三郎昭秀による聖代刀匠位烈では「上工の列」に列せられる。昭和16年の第六回新作日本刀展覧会では「第二席」を受賞するなど、当時から高く評価された刀匠です。 【見どころ】 刃文は華やかな丁子乱れを基調とし、互の目が混じり、刃中には多彩な働きが見て取れます。地肌は画像でも確認いただける通り、精緻に練られた小板目に、地景や大肌が交じる力強い鍛えです。 刀身は研ぎ上げられたばかりの美しい状態で、刀身保護のための上質な白鞘も付属いたします。刃縁には沸(にえ)が厚くつき、地沸も細かくつく見事な仕上がりです。 【陸軍受命刀匠と星刻印について】 第二次世界大戦期、茎に打たれた「星刻印」は、その刀身が陸軍受命刀匠によって製作されたことを示しています。受命刀匠となるには厳しい試験と作品審査を通過する必要があり、選ばれた刀匠には作刀のための玉鋼が配給されました。星刻印があり、かつ刃中に沸が見られるものは、伝統的な製法で打たれた「現代刀」として分類されます。これらの作の中には、日本美術刀剣保存協会(NBTHK)の鑑定において保存刀剣等に合格するものも存在します。昭和17年には「陸軍受命刀匠名簿」が発行されており、海軍においても同様の「海軍委託刀匠」制度が存在しました。 本作は、戦時下において伝統の技を守り抜いた手鍛造刀の白眉であり、保存状態も申し分ない一振りです。 銘:【星刻印】濃州住兼俊 裏銘:【関刻印】昭和十九年六月 長さ:64.0cm(25 3/16インチ) 反り:15.0mm 元幅:33.4mm 先幅:24.1mm 重ね:6.1mm 造込み:鎬造、庵棟 茎:生ぶ 鍛え:小板目 刃文:乱れ 帽子:丸 状態:研磨済み、良好 最新の入荷情報を購読しませんか? Nihonto Antiquesのメーリングリストに登録して、最新のニュースや更新情報を受け取りましょう。 【購読する】 ご登録ありがとうございます。 お客様のメールアドレスは厳重に管理され、当サイトからの更新情報の送信のみに使用されます。




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