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事典
概要·歴史的重要度·指定·鑑定·伝来·作品種別·銘·系譜·流派
概要歴史的重要度指定鑑定伝来作品種別銘系譜流派
  1. 流派
  2. 横谷
  3. 宗珉

宗珉

Yokoya Somin

特重
巻 7, 番 64 · 小柄

宗珉

Yokoya Somin

評価作品50点

随一の金工
国Edo時代Mid-Edo (1670–1733)流派横谷伝法町彫師匠Goto school (inherited bakufu metalworker post); influenced by painter Hanabusa Icho得意分野kozuka, menuki, fuchi-kashira, kogai種別刀装具作者コードYOK001
4重要文化財
15重要美術品
6特別重要刀剣25重要刀剣

概要

横谷宗珉は横谷家の三代目にあたり、寛文十年(一六七〇)に江戸に生まれ、名を友常、通称を長二郎と称した。祖父の初代宗興(宗與)は後藤家七代顕乗の三男殷乗の門で学び、幕府の御用を務めた。宗珉も初めは家彫を学んで幕府に抱えられたが、後に禄を辞して野に下り、自由な世界で大いに腕を振るって大成し、「町彫の祖」と称された。享保十八年、六十四歳で没している。

宗珉の作風は大別すると高彫色絵と、彼の創始である片切彫の両手がある。当時の狩野派出身の画家英一蝶と親交を結び、図案・意匠について指導を受けたといわれる。赤銅魚子地を下地とした高彫色絵の作では、「圧倒的な肉置きの豊かさと高低の変化は自由闊達な鏨捌きと相俟って、正に王者の風格を堂々とあらわしている」と評される。独特の「横谷獅子」は筋骨隆々たる姿態に眼光鋭く、「他工の追随を許さない厳しさと凄味がある」と繰り返し称賛される。竪図にして獅子・虎・馬などを正面または背面から描いた小柄の構図は斬新で、後世の金工に多大な影響を与えた。一方、片切彫の作では四分一磨地に深浅自在の鏨さばきを駆使し、水墨画を思わせる緩急を生み出している。阿倍仲麻呂図小柄にみる抑揚のある片切や、三国志図鐔における太鏨と極細の毛彫を使い分ける手腕は、宗珉の技術の幅を端的に示している。さらに表裏で仕立や彫法を変えて一枚の作品に調和させる技巧にも長じ、福禄寿図鐔では表の高彫と裏の片切彫を見事に統合している。

宗珉の出来は「横谷一門の統帥としての貫禄と抜群の技術」と総括され、後藤本家の作に比しても「優るとも劣らぬ」と評される。その出自が後藤家にあり、かつ十分に学んでいたことが作品の格調に顕著に表れている。容彫の肉取りが薄手である点、根が陰陽根である点も同工の鑑定上の見どころとされる。空間使いに巧みで、重厚な画題を闘達に展開する構成力は「流石に宗珉」と繰り返し称えられ、江戸金工の最大流派たる横谷派を築き上げた宗珉の卓越した技術と品格は、特別重要・重要刀装具に指定された数多の遺例を通じて遺憾なく証されている。

歴史的重要度

宗珉の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財4
重要美術品15
御物—
特別重要刀剣6
重要刀剣25

名工ランク

鑑定

伝来

作品種別

評価作品50点の分布

銘

評価作品50点の銘の種類

販売中

系譜

宗珉
弟子(5名)
  1. 1.宗與Soyo2 販売中13指定
  2. 2.宗壽Soju1 販売中3指定
  3. 3.元珍Genchin3 販売中1指定
  4. 4.英昌Terumasa
  5. 5.英精Terukiyo1指定

横谷派

横谷派の他の刀工

  1. 1.宗與Soyo2 販売中13指定
  2. 2.宗壽Soju1 販売中3指定
  3. 3.英光Eiko1指定
  4. 4.直照Naoteru1指定
  5. 5.起龍斎宗珉Kiryusai Somin3 販売中1指定
  6. 6.宣貞Nobusada1指定
  7. 7.英精Terukiyo1指定
  8. 8.友喜Tomoyoshi1 販売中2指定
  9. 9.宗与Soyo1指定
  10. 10.桂永寿Katsura Eiju1 販売中2指定
  11. 11.三宅英政Miyake Hidemasa1 販売中1指定
  12. 12.元珍Genchin3 販売中1指定

宗珉

宗珉(Somin)は、Edoの横谷派の装剣金工です。

江戸に活動しました。

作風は町彫に属します。

宗珉の作品には、重要文化財4点、特別重要6点、重要25点が指定されています。