正景

Satsuma Masakage

評価作品3点

現在、正景の作品は販売されていません。フォローすると、出品されたときにお知らせします。

重要巻 40, 番 139 · 刀

概要

正景(マサカゲ)は池正光の長男で、はじめ父に鍛刀の手ほどきを受け、後に伯耆守正幸の門に学んだ。池家は島津家一門である加治木島津家の家臣であり、正景は成業後、隅州加治木(柁城)に住し、加治木島津家の抱え工として活躍した。文政期(一八一八〜一八三〇)を中心に作刀し、長男正路もまた業を継いでいる。

作風は、姿は鎬造、庵棟、身幅尋常ないし広めに、元先に幅差つき、反り浅めにつき、中鋒延びる体配を示す。鍛は小板目肌つみ、地沸厚くつき、処々荒めの地沸を交え、地景風の黒い変わりがね入る。刃文は頭の丸い互の目を主調に小のたれ・互の目・尖りごころの刃などを交じり、足入り、匂深く、沸厚くよくつき、荒めの沸を交え、沸筋・砂流ししきりにかかり、金筋入り、僅かに棟を焼き、匂口明るい。帽子は乱れて小丸ないし火焔風となり、掃きかけ、湯走り風の小さな飛焼を交えるものもある。総じて師正幸が最も得意とする志津風の作域をあらわしている。

師伯耆守正幸の作風をよく継承した会心の出来を示し、就中、鍛えが一段と精美である点が注目される。常々の同作に比して、焼刃の刃取りが穏やかで、荒沸や沸筋がさまでに目立たないなど、上品な作柄に仕上げられた一口は、師正幸の傑作に比肩する出来栄えを示し、同工の代表作として位置づけられる。薩摩末期の刀工として、師風を忠実に伝えた品格の高い作を遺した正景は、新々刀期における同派の代表的工人の一人である。

歴史的重要度

正景の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣3

名工ランク

年紀作

伝来

薩摩派の他の作者

  1. 1.安代Yasuyo1 販売中18指定
  2. 2.正幸Masayuki6 販売中36指定
  3. 3.元平Motohira7 販売中39指定
  4. 4.正清Masakiyo2 販売中26指定
  5. 5.安在Yasuari4指定
  6. 6.安貞Yasusada3指定
  7. 7.正房Masafusa3指定
  8. 8.正良Masayoshi3指定
  9. 9.國平Kunihira3指定
  10. 10.景吉Kageyoshi1指定
  11. 11.正近Masachika1指定
  12. 12.祐平Sukehira1指定

薩摩派の作

すべて見る →

大和の伝統

すべて見る →
お問い合わせ重要

重國

短刀・31.5 cm・慶長
ギャラリー陽々
¥6,000,000重要
開始価格

保昌派

刀・69.3 cm・鎌倉
葵美術
お問い合わせ重要

包永

刀・68.8 cm・貞応
つるぎの屋
¥4,300,000重要

当麻派

刀・69.4 cm・南北朝
コレクション情報
¥3,600,000重要

尻懸派

刀・70.8 cm・鎌倉
銀座長州屋
¥42,000重要

則長

刀・65.75 cm・文保
Bushido Antique Japanese Swords