矢に馬具図鐔 無銘 -Mumei- 縦81.5ミリ 横76.8ミリ 切羽台厚2.8ミリ 重量116.0グラム 江戸前期 Early Edo period 附属 桐箱 江戸時代前期には、武家社会の安定とともに武具そのものを主題とした刀装具が数多く制作されました。本作は弓馬の道を象徴する矢、鞍、鞭のみを簡潔に配した意匠であり、人物や馬を描くことなく武士の精神性を表現しています。 こうした簡潔な構図は、肥後金工や京正阿弥系の作品にも共通する美意識であり、余白を生かした落ち着いた品格が感じられます。 鉄地はやや薄手ながら鍛えの良い板鉄を用い、自然な槌目や鍛え肌をそのまま生かしています。輪郭は木瓜形に柔らかく整えられ、素朴な鉄味と調和しており、表には鞍と鞭を赤銅象嵌と金象嵌を交えて表現し、斜めに配した矢が画面全体を引き締め、裏面には一本の矢のみをあしらい、表裏で意匠を呼応させる構成は実に洗練されています。金象嵌は控えめながら効果的に用いられ、武具の存在感を品良く際立たせ、鉄味は穏やかながら自然な古色を備え、象嵌の残存状態も良好で、派手さよりも簡潔な構図と武家らしい品格を楽しめる一作であり、拵に組み込んでも鑑賞用としても魅力ある作品です。







江戸
肥後
無銘
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
矢に馬具図鐔 無銘 -Mumei- 縦81.5ミリ 横76.8ミリ 切羽台厚2.8ミリ 重量116.0グラム 江戸前期 Early Edo period 附属 桐箱 江戸時代前期には、武家社会の安定とともに武具そのものを主題とした刀装具が数多く制作されました。本作は弓馬の道を象徴する矢、鞍、鞭のみを簡潔に配した意匠であり、人物や馬を描くことなく武士の精神性を表現しています。 こうした簡潔な構図は、肥後金工や京正阿弥系の作品にも共通する美意識であり、余白を生かした落ち着いた品格が感じられます。 鉄地はやや薄手ながら鍛えの良い板鉄を用い、自然な槌目や鍛え肌をそのまま生かしています。輪郭は木瓜形に柔らかく整えられ、素朴な鉄味と調和しており、表には鞍と鞭を赤銅象嵌と金象嵌を交えて表現し、斜めに配した矢が画面全体を引き締め、裏面には一本の矢のみをあしらい、表裏で意匠を呼応させる構成は実に洗練されています。金象嵌は控えめながら効果的に用いられ、武具の存在感を品良く際立たせ、鉄味は穏やかながら自然な古色を備え、象嵌の残存状態も良好で、派手さよりも簡潔な構図と武家らしい品格を楽しめる一作であり、拵に組み込んでも鑑賞用としても魅力ある作品です。







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