細川家伝来。第46回重要。
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江戸
肥後
第46回重要刀装具 (NBTHK)
糸巻太刀拵は、近世における武家の兵仗儀仗太刀拵の一つであり、また社寺奉納や贈答用太刀拵として上層武家において多く用いられた拵形式である。総金具は赤銅魚子地に金で家紋を散らし、鞘は金梨子地、稀に金沃懸地とし、多くは家紋を蒔絵や金貝であらわし、柄及び渡巻には金襴を着せた上に糸巻にするところからこの種の太刀拵を糸巻太刀拵と呼称している。 悦乗は後藤本家九代目を相続した程乗の次男で寛永十九年(一六四二)に京都で生まれ光邦と称した。理兵衛家を盛りたて加賀前田家より百五十石を賜り、勘兵衛家の演乗と隔年ごとに加州金沢に住し、前田家に出仕して多くの門人を育成し、加州金工の発展に尽力した。晩年には江戸下谷に屋敷を譲渡され、本家と共に徳川幕府に仕えた。 宝永五年(一七〇八) 六十七歳で歿した。 後藤光邦 (花押)、後藤悦乗 (花押) と銘し、作風は専ら後藤の御家流で、父程乗にも劣らず上手である。 本拵は総金具を葵紋とし、金梨子地の鞘にも金貝と蒔絵で葵紋を施した式正の糸巻太刀拵であり、その制作は江戸時代前期と鑑せられる。また、鐔に後藤悦乗 (花押)の銘があることから、他の金具類も悦乗の作で纏められたものであろう。 鞘の金貝と蒔絵も上質で気品があり、加賀後藤の発展に寄与した悦乗の金具に見合う豪華な仕立となっている。 悦乗の銘も資料的価値が高く、金具・鞘共に優美な糸巻太刀拵である。
Period-Attributed
特別保存刀剣の中から、特に出来が優れ、国認定の重要美術品に準ずると判断された名品です。年に一度の重要刀剣審査で選ばれます。
極めて選別的で、日本に登録された約250万口の刀剣のうち、重要刀剣に達したものは12,348口(約202口に1口)にすぎません。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後、一週間以内(日本国内のみクーリングオフ可能です)。購入条件と違う瑕疵は商品の返品並びに代金を返還致します。その他海外の場合は、別途ご相談させて頂きます。
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