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大阪新刀を代表する津田助広。明暦三年、わずか二十二歳の若さで越前守を受領し、寛文七年には大阪城代青山因幡守のお抱え鍛冶となる。東の横綱、長曽弥虎徹虎徹、西の横綱、津田助広と称賛され、四十七歳で急逝するまでに多くの名刀を残している。初めの銘切りはやや角張った楷書風の切り方をしこれを角津田と称し、後に丸みを帯びた草書風の丸津田へと変化する。銘は初めに越前守源助広、続いて越前守藤原助広、万治頃から越前守助広、寛文七年から津田越前守助広。延宝二年から草書風の津田越前守助広。 助広は濤乱刃の創始者として有名だが、直刃の名手として名を馳せたことも本作を見れば納得。一尺八寸弱と脇差ながら長めの寸に、身幅重ね尋常で反り格好も良い。わずかに湾れ掛かった直刃は粒のそろった小沸が厚く付いて刃中明るく、帽子はやや掃掛け気味に小丸に返っている。平地全体に沸いた地景と地沸から織りなす小板目肌は、数ある助広のなかでも出色の出来映え。白い肌目と黒い地景と地沸の対比が素晴らしく、改めて助広の技量に驚かされる。生ぶ茎には太い鏨で角津田銘を切り、裏は草書風の年紀で助広三十七歳の頃。最上作、大業物。特別保存刀剣鑑定書附。

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MarketAuctionsEncyclopedia
刀剣›助広›Settsu›脇差/津田越前守助広
脇差特別保存
助広派

脇差/津田越前守助広

在銘 · 新刀 · 長さ 54.2cm · 反り 1.2cm

¥2,500,000
販売店のサイトへ →
助広派 — 1 of 15
助広派 — 2 of 15
助広派 — 3 of 15
助広派 — 4 of 15
助広派 — 5 of 15
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助広派 — 7 of 15
助広派 — 8 of 15
助広派 — 9 of 15
助広派 — 10 of 15
助広派 — 11 of 15
助広派 — 12 of 15
助広派 — 13 of 15
助広派 — 14 of 15
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法量・詳細
刀工
助広派
種別
脇差
流派
Sukehiro
活動期
新刀(1648-1681)
国
摂津
銘
在銘
法量
長さ 54.2cm反り 1.2cm元幅 3.15cm先幅 2.3cm重ね 0.65cm
説明

大阪新刀を代表する津田助広。明暦三年、わずか二十二歳の若さで越前守を受領し、寛文七年には大阪城代青山因幡守のお抱え鍛冶となる。東の横綱、長曽弥虎徹虎徹、西の横綱、津田助広と称賛され、四十七歳で急逝するまでに多くの名刀を残している。初めの銘切りはやや角張った楷書風の切り方をしこれを角津田と称し、後に丸みを帯びた草書風の丸津田へと変化する。銘は初めに越前守源助広、続いて越前守藤原助広、万治頃から越前守助広、寛文七年から津田越前守助広。延宝二年から草書風の津田越前守助広。 助広は濤乱刃の創始者として有名だが、直刃の名手として名を馳せたことも本作を見れば納得。一尺八寸弱と脇差ながら長めの寸に、身幅重ね尋常で反り格好も良い。わずかに湾れ掛かった直刃は粒のそろった小沸が厚く付いて刃中明るく、帽子はやや掃掛け気味に小丸に返っている。平地全体に沸いた地景と地沸から織りなす小板目肌は、数ある助広のなかでも出色の出来映え。白い肌目と黒い地景と地沸の対比が素晴らしく、改めて助広の技量に驚かされる。生ぶ茎には太い鏨で角津田銘を切り、裏は草書風の年紀で助広三十七歳の頃。最上作、大業物。特別保存刀剣鑑定書附。

流派について

助広

新刀 · 摂津

現在26点販売中

›

助広一門は、摂津国大坂に拠って江戸時代前期に活躍した新刀の一系であり、その名は初代そぼろ助広に始まる。初代助広は、もと播磨国国衙庄津田の数打工であったと伝わり、後に大坂へ出て初代河内守国助の門に学んだ。国助はもと石堂派の出身であり、初代助広が丁子乱れを得意として匂口締まりごころに小沸をつけ、足・葉を交えた一見石堂風の作柄を示すのも、この師系に由来する。切り添えられた「そほろ」の銘によりそぼろ助広とも通称され、寛文三年に歿した。その二代を継いだのが津田越前守助広である。越前守助広は寛永十四年に摂州打出村に生まれ、通称を甚之丞といい、初代の門に学んでその歿後に二代目を襲い、明暦三年に越前守を受領し、寛文七年には大坂城代青山因幡守宗俊に召し抱えられ、天和二年に四十六歳で歿した。門人には近江国高木に生まれて二代助広に学び、後にその妹婿になったと伝える津田近江守助直があり、いずれも寛文・延宝を中心とする大坂新刀の中核を成した。 本一門の作風は、大坂鍛えに特有の精緻な地鉄と、明るく深い匂口を共通の身上とする。鍛えは小板目肌がよくつんで些かの緩みもなく、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、かねが冴える。刃文は元を直ぐに焼き出す大坂焼出しを置き、その上に二代助広が創始した濤瀾乱れを焼くのを特色とする。濤瀾は大互の目に互の目・小のたれを交えて大きくうねる独特の刃文で、足太く入り、匂深く小沸厚くつき、金筋・砂流しがかかり、匂口が明るく冴える。二代助広は初期に石堂風の丁子乱れを焼き、ついで互の目乱れを経て濤瀾へと至り一世を風靡したが、直刃もまた頗る巧みで、同地大坂の井上真改と双璧と称された。助広の直刃は浅く五つにのたれを帯び、横手下から焼幅を広める手癖を示し、沸の粒が真改より細かく、刃縁が奉書紙を裂いたように地へ向かって細かに働く点が見どころとされる。門人助直は師の濤瀾をよく継承しつつ、互の目乱れやのたれ・直刃にも作域を広げ、中には師に迫る出来を見せた。茎には入山形の茎尻に大筋違や筋違の鑢に香包の化粧鑢を施し、角津田・丸津田の銘を切る点も一門を分かつ手掛かりとなる。 助広が古来重んじられてきたのは、濤瀾という新刀屈指の華やかな刃文を創始し、かつ直刃にも比類なき冴えを示した両面の妙によるところが大きい。鑑定にあたっては、精緻によくつんだ小板目肌、微塵に厚くつく地沸、深く明るい匂口、そして大坂焼出しから立ち上がる濤瀾の態を要点とする。代表作には、大坂城代青山宗俊の命により助広四十二歳の時に鵜首造の異風な姿で鍛え、雨乞いの願いを込めて倶利迦羅と梵字を彫った延宝六年紀の大太刀「村雨」があり、青山家に代々秘蔵された。その濃密な彫物は助広自身彫ではなく、当時大坂で活躍した彫師長坂遊鵬軒の手になるものと推され、同様の彫例は助直や一竿子忠綱・伊勢守国輝らの作にもうかがえる。さらに井上真改との合作の脇指も知られ、茎仕立てから鑢目、銘字に至るまで助広の主座が看取され、大坂新刀を代表する両雄の協同を伝える資料として価値が高い。門人助直の天和年紀の濤瀾の傑作とともに、これらの優品は、大坂新刀の到達点を今に示すものである。

3名の刀工指定172口
主要刀工
刀工時代指定
助廣1657-1682103
助直1668-169365
高任1673-16810
廣助1661-16730
助廣1624-16444
助広流派を見る →
NBTHK鑑定書
Tokubetsu Hozon Tōken特別保存刀剣
Sword Especially Worthy of Preservation
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
十
十拳
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✓認証販売店tokka.biz
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商品がお気に召さなかった場合は、理由の如何に関わらず遠慮なくご返品ください。その際、返送料はお客様のご負担にてお願いします。ご返金は商品到着後、販売時と同じ状態であることを確認の上、即日ご指定口座にお振り込みさせていただきます。店舗にてご購入された場合、クーリングオフの適用範囲外となります。

十拳の出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

助広派の作

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刀剣坂田
重要
Katana - Jūyō - by Sukehiro - 刀 銘 津田越前守助廣 (新刀・最上作)(大業物)Katana - Jūyō - by Sukehiro - 刀 銘 津田越前守助廣 (新刀・最上作)(大業物)

刀

作助廣
71cm·Kanbun (1661-1673)
¥10,000,000
コレクション情報
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro - 刀 越前守藤原助廣(二代助廣初期銘) Katana:Echizennoakmi Fujiwarano SukehiroKatana - Tokuho - by Sukehiro - 刀 越前守藤原助廣(二代助廣初期銘) Katana:Echizennoakmi Fujiwarano Sukehiro

刀

作助廣
73.7cm·Kanbun (1661-1673)
¥2,300,000
葵美術
特別保存
Daisho - Tokuho - by Sukehiro - 大小:津田助広・備州長船康光(各日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(附 拵:特別保存刀装具)Daisho - Tokuho - by Sukehiro - 大小:津田助広・備州長船康光(各日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(附 拵:特別保存刀装具)

大小

作助廣
62.8cm·Kanbun (1661-1673)
¥3,500,000
葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro Sukenao - 刀:津田近江守助直(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Sukehiro Sukenao - 刀:津田近江守助直(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

刀

作助直
69.7cm·Enpo (1673-1681)
¥3,300,000
Bushido Antique Japanese Swords
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 大刀Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 大刀

刀

作助廣
Kanbun (1661-1673)
¥35,000
コレクション情報
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Sukehiro - 脇差し 津田越前守助廣(角津田銘) Wakizashi:Tsuda Echizennokami SukehiroWakizashi - Tokuho - by Sukehiro - 脇差し 津田越前守助廣(角津田銘) Wakizashi:Tsuda Echizennokami Sukehiro

脇差

作助廣
51.8cm·Kanbun (1661-1673)
¥2,950,000
刀剣 備前屋
重要
Wakizashi - Jūyō - by Sukehiro - 津田越前守助廣Wakizashi - Jūyō - by Sukehiro - 津田越前守助廣

脇差

作助廣
54.85cm·Kanbun (1661-1673)
お問い合わせ
刀剣杉田
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 寛文十二年二月日 (摂津)(五畿)Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 寛文十二年二月日 (摂津)(五畿)

刀

作助廣
68.4cm·Kanbun (1661-1673)
お問い合わせ

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

リソース

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  • 刀工一覧
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大阪新刀を代表する津田助広。明暦三年、わずか二十二歳の若さで越前守を受領し、寛文七年には大阪城代青山因幡守のお抱え鍛冶となる。東の横綱、長曽弥虎徹虎徹、西の横綱、津田助広と称賛され、四十七歳で急逝するまでに多くの名刀を残している。初めの銘切りはやや角張った楷書風の切り方をしこれを角津田と称し、後に丸みを帯びた草書風の丸津田へと変化する。銘は初めに越前守源助広、続いて越前守藤原助広、万治頃から越前守助広、寛文七年から津田越前守助広。延宝二年から草書風の津田越前守助広。 助広は濤乱刃の創始者として有名だが、直刃の名手として名を馳せたことも本作を見れば納得。一尺八寸弱と脇差ながら長めの寸に、身幅重ね尋常で反り格好も良い。わずかに湾れ掛かった直刃は粒のそろった小沸が厚く付いて刃中明るく、帽子はやや掃掛け気味に小丸に返っている。平地全体に沸いた地景と地沸から織りなす小板目肌は、数ある助広のなかでも出色の出来映え。白い肌目と黒い地景と地沸の対比が素晴らしく、改めて助広の技量に驚かされる。生ぶ茎には太い鏨で角津田銘を切り、裏は草書風の年紀で助広三十七歳の頃。最上作、大業物。特別保存刀剣鑑定書附。

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刀剣›助広›Settsu›脇差/津田越前守助広
脇差特別保存
助広派

脇差/津田越前守助広

在銘 · 新刀 · 長さ 54.2cm · 反り 1.2cm

¥2,500,000
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助広派 — 10 of 15
助広派 — 11 of 15
助広派 — 12 of 15
助広派 — 13 of 15
助広派 — 14 of 15
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助広派 — 1 of 15助広派 — 2 of 15助広派 — 3 of 15助広派 — 4 of 15助広派 — 5 of 15助広派 — 6 of 15助広派 — 7 of 15助広派 — 8 of 15助広派 — 9 of 15助広派 — 10 of 15助広派 — 11 of 15助広派 — 12 of 15助広派 — 13 of 15助広派 — 14 of 15助広派 — 15 of 15
法量・詳細
刀工
助広派
種別
脇差
流派
Sukehiro
活動期
新刀(1648-1681)
国
摂津
銘
在銘
法量
長さ 54.2cm反り 1.2cm元幅 3.15cm先幅 2.3cm重ね 0.65cm
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大阪新刀を代表する津田助広。明暦三年、わずか二十二歳の若さで越前守を受領し、寛文七年には大阪城代青山因幡守のお抱え鍛冶となる。東の横綱、長曽弥虎徹虎徹、西の横綱、津田助広と称賛され、四十七歳で急逝するまでに多くの名刀を残している。初めの銘切りはやや角張った楷書風の切り方をしこれを角津田と称し、後に丸みを帯びた草書風の丸津田へと変化する。銘は初めに越前守源助広、続いて越前守藤原助広、万治頃から越前守助広、寛文七年から津田越前守助広。延宝二年から草書風の津田越前守助広。 助広は濤乱刃の創始者として有名だが、直刃の名手として名を馳せたことも本作を見れば納得。一尺八寸弱と脇差ながら長めの寸に、身幅重ね尋常で反り格好も良い。わずかに湾れ掛かった直刃は粒のそろった小沸が厚く付いて刃中明るく、帽子はやや掃掛け気味に小丸に返っている。平地全体に沸いた地景と地沸から織りなす小板目肌は、数ある助広のなかでも出色の出来映え。白い肌目と黒い地景と地沸の対比が素晴らしく、改めて助広の技量に驚かされる。生ぶ茎には太い鏨で角津田銘を切り、裏は草書風の年紀で助広三十七歳の頃。最上作、大業物。特別保存刀剣鑑定書附。

流派について

助広

新刀 · 摂津

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助広一門は、摂津国大坂に拠って江戸時代前期に活躍した新刀の一系であり、その名は初代そぼろ助広に始まる。初代助広は、もと播磨国国衙庄津田の数打工であったと伝わり、後に大坂へ出て初代河内守国助の門に学んだ。国助はもと石堂派の出身であり、初代助広が丁子乱れを得意として匂口締まりごころに小沸をつけ、足・葉を交えた一見石堂風の作柄を示すのも、この師系に由来する。切り添えられた「そほろ」の銘によりそぼろ助広とも通称され、寛文三年に歿した。その二代を継いだのが津田越前守助広である。越前守助広は寛永十四年に摂州打出村に生まれ、通称を甚之丞といい、初代の門に学んでその歿後に二代目を襲い、明暦三年に越前守を受領し、寛文七年には大坂城代青山因幡守宗俊に召し抱えられ、天和二年に四十六歳で歿した。門人には近江国高木に生まれて二代助広に学び、後にその妹婿になったと伝える津田近江守助直があり、いずれも寛文・延宝を中心とする大坂新刀の中核を成した。 本一門の作風は、大坂鍛えに特有の精緻な地鉄と、明るく深い匂口を共通の身上とする。鍛えは小板目肌がよくつんで些かの緩みもなく、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、かねが冴える。刃文は元を直ぐに焼き出す大坂焼出しを置き、その上に二代助広が創始した濤瀾乱れを焼くのを特色とする。濤瀾は大互の目に互の目・小のたれを交えて大きくうねる独特の刃文で、足太く入り、匂深く小沸厚くつき、金筋・砂流しがかかり、匂口が明るく冴える。二代助広は初期に石堂風の丁子乱れを焼き、ついで互の目乱れを経て濤瀾へと至り一世を風靡したが、直刃もまた頗る巧みで、同地大坂の井上真改と双璧と称された。助広の直刃は浅く五つにのたれを帯び、横手下から焼幅を広める手癖を示し、沸の粒が真改より細かく、刃縁が奉書紙を裂いたように地へ向かって細かに働く点が見どころとされる。門人助直は師の濤瀾をよく継承しつつ、互の目乱れやのたれ・直刃にも作域を広げ、中には師に迫る出来を見せた。茎には入山形の茎尻に大筋違や筋違の鑢に香包の化粧鑢を施し、角津田・丸津田の銘を切る点も一門を分かつ手掛かりとなる。 助広が古来重んじられてきたのは、濤瀾という新刀屈指の華やかな刃文を創始し、かつ直刃にも比類なき冴えを示した両面の妙によるところが大きい。鑑定にあたっては、精緻によくつんだ小板目肌、微塵に厚くつく地沸、深く明るい匂口、そして大坂焼出しから立ち上がる濤瀾の態を要点とする。代表作には、大坂城代青山宗俊の命により助広四十二歳の時に鵜首造の異風な姿で鍛え、雨乞いの願いを込めて倶利迦羅と梵字を彫った延宝六年紀の大太刀「村雨」があり、青山家に代々秘蔵された。その濃密な彫物は助広自身彫ではなく、当時大坂で活躍した彫師長坂遊鵬軒の手になるものと推され、同様の彫例は助直や一竿子忠綱・伊勢守国輝らの作にもうかがえる。さらに井上真改との合作の脇指も知られ、茎仕立てから鑢目、銘字に至るまで助広の主座が看取され、大坂新刀を代表する両雄の協同を伝える資料として価値が高い。門人助直の天和年紀の濤瀾の傑作とともに、これらの優品は、大坂新刀の到達点を今に示すものである。

3名の刀工指定172口
主要刀工
刀工時代指定
助廣1657-1682103
助直1668-169365
高任1673-16810
廣助1661-16730
助廣1624-16444
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日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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助広派の作

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刀剣坂田
重要
Katana - Jūyō - by Sukehiro - 刀 銘 津田越前守助廣 (新刀・最上作)(大業物)Katana - Jūyō - by Sukehiro - 刀 銘 津田越前守助廣 (新刀・最上作)(大業物)

刀

作助廣
71cm·Kanbun (1661-1673)
¥10,000,000
コレクション情報
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro - 刀 越前守藤原助廣(二代助廣初期銘) Katana:Echizennoakmi Fujiwarano SukehiroKatana - Tokuho - by Sukehiro - 刀 越前守藤原助廣(二代助廣初期銘) Katana:Echizennoakmi Fujiwarano Sukehiro

刀

作助廣
73.7cm·Kanbun (1661-1673)
¥2,300,000
葵美術
特別保存
Daisho - Tokuho - by Sukehiro - 大小:津田助広・備州長船康光(各日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(附 拵:特別保存刀装具)Daisho - Tokuho - by Sukehiro - 大小:津田助広・備州長船康光(各日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(附 拵:特別保存刀装具)

大小

作助廣
62.8cm·Kanbun (1661-1673)
¥3,500,000
葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro Sukenao - 刀:津田近江守助直(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Sukehiro Sukenao - 刀:津田近江守助直(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

刀

作助直
69.7cm·Enpo (1673-1681)
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Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 大刀Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 大刀

刀

作助廣
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特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Sukehiro - 脇差し 津田越前守助廣(角津田銘) Wakizashi:Tsuda Echizennokami SukehiroWakizashi - Tokuho - by Sukehiro - 脇差し 津田越前守助廣(角津田銘) Wakizashi:Tsuda Echizennokami Sukehiro

脇差

作助廣
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Wakizashi - Jūyō - by Sukehiro - 津田越前守助廣Wakizashi - Jūyō - by Sukehiro - 津田越前守助廣

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刀剣杉田
特別保存
Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 寛文十二年二月日 (摂津)(五畿)Katana - Tokuho - by Sukehiro - 津田越前守助広 寛文十二年二月日 (摂津)(五畿)

刀

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