二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
番号:AS09330 拵入り刀 銘:長運斉江村作(真作保証) (弊社では刀剣の出来を、最上作、上々作、上作、普通作の四段階に評価しております。本作は長運斉江村としては「上作」にランクされる作品です。) ハバキ:銀一重ハバキ 長さ:66.6 cm (2尺2寸) 反り:1.8 cm (5分9厘) 目釘穴:1個 元幅:3.17 cm 先幅:2.15 cm 重ね:0.72 cm 刀身重量:670 グラム 形状:身幅広く重ね厚め、表裏に樋を掻き通す。反り深く、中切先がやや延びた体配の良い一振り。 地鉄:小板目肌よく詰んで、無地風の精良な地金となる。 刃文:沸出来、長めののたれに互の目乱れが混じり、帽子は丸く返る。 特徴:本作は長運斉江村による優品です。 通常、銘は「江村」あるいは「江村作」と切ることが多いですが、特に入念に作られた作品には「長運斉江村作」と長銘を刻みます。 江村は戦時中、岡山刑務所の所長を務めており、所内には大規模な日本刀製作所があったと伝えられています。 製作にあたっては、長期受刑者のうち素行の良い者が選抜され、所長の監督指導のもとで刀剣製作に専念しました。 研磨も同所内で行われていたため、研ぎの仕上がりも非常に良好です。 かつては長光と江村が混同されることもありましたが、江村は徳島県出身で、昭和35年(1960年)に没しています。 その作風は長光とは異なり、さらに一段高い技量を感じさせます。 私は以前より江村の作品に注目してまいりましたが、長光の作品には出来に多少のバラツキがあるのに対し、江村の作品はほぼすべてが基準以上の出来栄えであり、中には靖国刀を凌駕するほどの傑作も見受けられます。 今後、ますます評価が高まる作家と言えるでしょう。 なお、焼き入れと銘切りは常に江村所長自らが行っていたと言われており、銘には…





Kochi · 1926-1989頃
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS09330 拵入り刀 銘:長運斉江村作(真作保証) (弊社では刀剣の出来を、最上作、上々作、上作、普通作の四段階に評価しております。本作は長運斉江村としては「上作」にランクされる作品です。) ハバキ:銀一重ハバキ 長さ:66.6 cm (2尺2寸) 反り:1.8 cm (5分9厘) 目釘穴:1個 元幅:3.17 cm 先幅:2.15 cm 重ね:0.72 cm 刀身重量:670 グラム 形状:身幅広く重ね厚め、表裏に樋を掻き通す。反り深く、中切先がやや延びた体配の良い一振り。 地鉄:小板目肌よく詰んで、無地風の精良な地金となる。 刃文:沸出来、長めののたれに互の目乱れが混じり、帽子は丸く返る。 特徴:本作は長運斉江村による優品です。 通常、銘は「江村」あるいは「江村作」と切ることが多いですが、特に入念に作られた作品には「長運斉江村作」と長銘を刻みます。 江村は戦時中、岡山刑務所の所長を務めており、所内には大規模な日本刀製作所があったと伝えられています。 製作にあたっては、長期受刑者のうち素行の良い者が選抜され、所長の監督指導のもとで刀剣製作に専念しました。 研磨も同所内で行われていたため、研ぎの仕上がりも非常に良好です。 かつては長光と江村が混同されることもありましたが、江村は徳島県出身で、昭和35年(1960年)に没しています。 その作風は長光とは異なり、さらに一段高い技量を感じさせます。 私は以前より江村の作品に注目してまいりましたが、長光の作品には出来に多少のバラツキがあるのに対し、江村の作品はほぼすべてが基準以上の出来栄えであり、中には靖国刀を凌駕するほどの傑作も見受けられます。 今後、ますます評価が高まる作家と言えるでしょう。 なお、焼き入れと銘切りは常に江村所長自らが行っていたと言われており、銘には…





Kochi · 1926-1989頃
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。