
脇差 銘 (菊紋) 近江守源久道 嫡子源来久次 命長遠
売却済
世界81社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ
Keian (1648-1652)
仕様
53.6 cm
1.57 cm
3.12 cm
2.21 cm
江戸時代の京五鍛冶に数えられる近江守久道初代と、その嫡子源久次の合作刀。久道初代は近州野洲郡野村に生まれ、京都の伊賀守金道の弟和泉守金道に入門して研鑽努力し、寛文二年に近江守を受領している。久次は後の二代久道だが、和泉守金道二代の子で養父久道をよく援けた。久道は元禄泰平を想起させる華麗な作風を専らとしたが、刃味も抜群であった。江戸後期の試刀家山田浅右衛門は、元禄九年八月十三日紀の久道と久次合作刀について「出来刃味良方 乳割之辺落可申候」と地刃の出来と刃味の良さに太鼓判を押している(注)。 この脇差は元禄頃の作で、身幅広く重ね厚く反りの高い中鋒で、鎬筋、棟、刃先、手筋の構成線が立って姿に洗練味があり、しかも手持ちが重く充分な威力を秘めている。地鉄は小板目肌が詰み澄み、地景が密に入り、地沸が均一に付いて晴れやかな鉄色を呈する。短い焼き出しから始まる互の目乱の刃文はゆったりと湾れ、帽子は形よく小丸に返る。匂が充満して冴えた焼刃は、新雪のように光の強い沸の中に金線が躍動し、太く射した無数の足を遮って細かな砂流しが掛かる。先の尖った栗尻の茎は保存が優れ、三品一門の菊紋と久道、久次父子の銘、差裏に長寿を願う注文主の為に「命長遠」と添銘されている。同作脇差中の優品である。 注...『首斬り浅右衛門押形下』参照。因みに同書に固山宗次と合作もある横綱稲妻雷五郎の享保五年八月吉日紀の三代久道の脇差が載せられている。

売却済
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Keian (1648-1652)
53.6 cm
1.57 cm
3.12 cm
2.21 cm
江戸時代の京五鍛冶に数えられる近江守久道初代と、その嫡子源久次の合作刀。久道初代は近州野洲郡野村に生まれ、京都の伊賀守金道の弟和泉守金道に入門して研鑽努力し、寛文二年に近江守を受領している。久次は後の二代久道だが、和泉守金道二代の子で養父久道をよく援けた。久道は元禄泰平を想起させる華麗な作風を専らとしたが、刃味も抜群であった。江戸後期の試刀家山田浅右衛門は、元禄九年八月十三日紀の久道と久次合作刀について「出来刃味良方 乳割之辺落可申候」と地刃の出来と刃味の良さに太鼓判を押している(注)。 この脇差は元禄頃の作で、身幅広く重ね厚く反りの高い中鋒で、鎬筋、棟、刃先、手筋の構成線が立って姿に洗練味があり、しかも手持ちが重く充分な威力を秘めている。地鉄は小板目肌が詰み澄み、地景が密に入り、地沸が均一に付いて晴れやかな鉄色を呈する。短い焼き出しから始まる互の目乱の刃文はゆったりと湾れ、帽子は形よく小丸に返る。匂が充満して冴えた焼刃は、新雪のように光の強い沸の中に金線が躍動し、太く射した無数の足を遮って細かな砂流しが掛かる。先の尖った栗尻の茎は保存が優れ、三品一門の菊紋と久道、久次父子の銘、差裏に長寿を願う注文主の為に「命長遠」と添銘されている。同作脇差中の優品である。 注...『首斬り浅右衛門押形下』参照。因みに同書に固山宗次と合作もある横綱稲妻雷五郎の享保五年八月吉日紀の三代久道の脇差が載せられている。

売却済
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Keian (1648-1652)
53.6 cm
1.57 cm
3.12 cm
2.21 cm