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題名:清定 雲に雨竜図 【説明】 鑑定書によれば、本作は清定(きよさだ)の作と極められています。清定は江戸時代後期に仙台の地で活躍した金工で、後に江戸へ出て大森家に師事しました。赤銅地を用いた高彫や象嵌の技法に秀で、格調高い作品を遺しています。 本作の画題は「雲に雨竜図(くもにあめりゅうず)」です。雨竜は「あまりょう」とも呼ばれ、雨を司る霊獣として知られています。神の加護がある際に雨を降らせると信じられており、一説には竜の幼少期の姿とも、あるいは森に住む精霊とも伝えられています。その姿は竜に似ていますが、どこか愛嬌のある表情で描かれることが多いのも特徴です。また、日本では古来より水神信仰と深く結びついた蛇への崇拝があり、雨竜の意匠が好まれてきた背景には、こうした日本人の精神性も影響していると考えられます。 雲は雨や雪をもたらし、天候を左右する超自然的な力の象徴です。雲の中には神仏や霊獣、そして竜が棲むと信じられてきました。本作のように雨竜と雲が組み合わされて描かれるのは、両者の深い親和性ゆえと言えるでしょう。 そもそも竜は古代の伝承や神話に登場する想像上の生物であり、瑞祥(吉兆)の象徴とされてきました。その姿は「九似(きゅうじ)」、すなわち角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(または兎)、項は蛇、腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされ、あらゆる動物の頂点に立つ存在と考えられてきました。こうした力強く縁起の良いイメージから、竜や雨竜の意匠は武士の間で非常に好まれ、刀装具の題材として数多く取り入れられています。 ※アンティーク品のため、状態については写真にて詳細をご確認ください。 【鐔(つば)とは】 鐔は日本刀の拳を守るための護具です。身分の高い武士は、刀本体のみならず、鐔をはじめとする美しい刀装具で自身の刀を飾りました。特に鐔の表側は、街を歩く際などに他者の目に触れる機会が多いため、装飾性の高い意匠が凝らされる傾向にあります。 【武士にとっての刀装具の重要性】 日本刀には、鐔のほか、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など、多彩な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主の格付けや信念、個性を表す象徴でもありました。現代で言えば、スマートフォンの装飾に近い感覚かもしれません。 ぜひ細部まで拡大してご覧ください。鉄や銅、赤銅、四分一といった地金に、金・銀・素銅などの象嵌を施す日本の彫金技術の粋を感じていただけることでしょう。鐔一枚をとっても、その造形や重厚感は千差万別です。刀と共に時代を生き抜いてきたこれらの装飾品は、刀本体に劣らぬ美術的価値を有しています。刀装具という細部にまでこだわることこそ、真の愛刀家、ひいては武士の嗜みと言えるでしょう。 【鑑定書】 NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 日本刀剣保存会(NPO法人)は、明治22年(1889年)に設立された、日本で最も歴史ある刀剣鑑定組織の一つです。本作は令和4年(2022年)4月17日に鑑定を受け、清定の真作として認められました。ご購入者様にはこの鑑定書原本をお付けいたします。ご希望があれば、記載内容の英訳PDFを作成することも可能です。 【運営】 サムライミュージアム(東京都新宿区)

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MarketEncyclopediaKantei
刀装具›草苅›清定›江戸後期 銘 清貞 刀鐔(NTHK鑑定書付)T-487
鍔
清定

江戸後期 銘 清貞 刀鐔(NTHK鑑定書付)T-487

無銘 · Omori · 江戸

売却済
清定 — 1 of 7
清定 — 2 of 7
清定 — 3 of 7
清定 — 4 of 7
清定 — 5 of 7
清定 — 6 of 7
清定 — 7 of 7
1 / 7
1 / 7
清定 — 1 of 7清定 — 2 of 7清定 — 3 of 7清定 — 4 of 7清定 — 5 of 7清定 — 6 of 7清定 — 7 of 7
法量・詳細
作者

清定

時代

江戸

国

Sendai

銘

無銘

説明

題名:清定 雲に雨竜図 【説明】 鑑定書によれば、本作は清定(きよさだ)の作と極められています。清定は江戸時代後期に仙台の地で活躍した金工で、後に江戸へ出て大森家に師事しました。赤銅地を用いた高彫や象嵌の技法に秀で、格調高い作品を遺しています。 本作の画題は「雲に雨竜図(くもにあめりゅうず)」です。雨竜は「あまりょう」とも呼ばれ、雨を司る霊獣として知られています。神の加護がある際に雨を降らせると信じられており、一説には竜の幼少期の姿とも、あるいは森に住む精霊とも伝えられています。その姿は竜に似ていますが、どこか愛嬌のある表情で描かれることが多いのも特徴です。また、日本では古来より水神信仰と深く結びついた蛇への崇拝があり、雨竜の意匠が好まれてきた背景には、こうした日本人の精神性も影響していると考えられます。 雲は雨や雪をもたらし、天候を左右する超自然的な力の象徴です。雲の中には神仏や霊獣、そして竜が棲むと信じられてきました。本作のように雨竜と雲が組み合わされて描かれるのは、両者の深い親和性ゆえと言えるでしょう。 そもそも竜は古代の伝承や神話に登場する想像上の生物であり、瑞祥(吉兆)の象徴とされてきました。その姿は「九似(きゅうじ)」、すなわち角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(または兎)、項は蛇、腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされ、あらゆる動物の頂点に立つ存在と考えられてきました。こうした力強く縁起の良いイメージから、竜や雨竜の意匠は武士の間で非常に好まれ、刀装具の題材として数多く取り入れられています。 ※アンティーク品のため、状態については写真にて詳細をご確認ください。 【鐔(つば)とは】 鐔は日本刀の拳を守るための護具です。身分の高い武士は、刀本体のみならず、鐔をはじめとする美しい刀装具で自身の刀を飾りました。特に鐔の表側は、街を歩く際などに他者の目に触れる機会が多いため、装飾性の高い意匠が凝らされる傾向にあります。 【武士にとっての刀装具の重要性】 日本刀には、鐔のほか、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など、多彩な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主の格付けや信念、個性を表す象徴でもありました。現代で言えば、スマートフォンの装飾に近い感覚かもしれません。 ぜひ細部まで拡大してご覧ください。鉄や銅、赤銅、四分一といった地金に、金・銀・素銅などの象嵌を施す日本の彫金技術の粋を感じていただけることでしょう。鐔一枚をとっても、その造形や重厚感は千差万別です。刀と共に時代を生き抜いてきたこれらの装飾品は、刀本体に劣らぬ美術的価値を有しています。刀装具という細部にまでこだわることこそ、真の愛刀家、ひいては武士の嗜みと言えるでしょう。 【鑑定書】 NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 日本刀剣保存会(NPO法人)は、明治22年(1889年)に設立された、日本で最も歴史ある刀剣鑑定組織の一つです。本作は令和4年(2022年)4月17日に鑑定を受け、清定の真作として認められました。ご購入者様にはこの鑑定書原本をお付けいたします。ご希望があれば、記載内容の英訳PDFを作成することも可能です。 【運営】 サムライミュージアム(東京都新宿区)

作者について

清定

金工 · Mutsu (Sendai) · 江戸

現在1点販売中

›

初代草刈清定、通称を八三郎といい、草刈屋を家号とした、仙台の大藩・伊達家に抱えられた金工である。説明は、初め仙台藩工の正村七右衛門に師事し、のち江戸に出て大森家に学び、天明年間に仙台へもどって伊達家の藩工となったと伝える。伊達家では渋谷・草刈・小熊・斎藤・正村・助川の諸家が抱工として活躍し、中でも渋谷・草刈家の手によって平象嵌の技術が発展して世の喝采を博した。彼が最も得意としたのは、赤銅石目地に軍配模様を金象嵌する手法で、その象嵌法は金線で図柄の周囲を高肉に彫込んで象嵌し、その中は研出して地面とほぼ水平に、紗綾形・亀甲・枡形・麻葉文などの幾何文様を金線で象嵌するものである。銘は「仙台住清定」と無花押に切る。

歴史的重要度

清定の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定6口
重要刀剣
6
清定の作 1点が現在販売中→
清定 — 詳細金工派
流派について

草苅

金工 · Mutsu (Sendai)

現在5点販売中

›

草苅派は、陸奥国仙台藩の大藩・伊達家に仕えた金工諸家の一つである。仙台伊達家のもとでは渋谷・草刈・小熊・斎藤・正村・助川等の諸家が抱え工として活躍したが、説示が繰り返し述べるとおり「中でも渋谷・草刈家の手によって平象嵌の技術が発展し、世の喝采を博した」[[c:1]]。初代清定は草刈屋を家号とし、仙台藩工の正村七右衛門に師事した後、江戸に出て大森家に学び、天明年間に仙台へ戻り伊達家の藩工となった。 草苅派の作風は、赤銅石目地に金象嵌を施す独自の技法に集約される。説示が定型的に記すその象嵌法とは、金線を用いて図柄の周囲を高肉で彫込み象嵌し、その中は研出して地面とほぼ水平の平象嵌で文様を表現するというものである。最も得意とした意匠は軍配文で、表裏に複数の軍配を配し、その一つ一つに亀甲・紗綾形・枡形・麻葉文・網代・七宝繫・波千鳥・双龍・流水蓮文・松葉といった幾何文様や吉祥文様を変化させて象嵌する。「ほぼすべての軍配図はその意匠を逐一変えて描かれている」[[c:2]]と評され、精巧かつ変化に富む意匠構成が特色である。地面は通常石目地であるが、魚子地を用いた稀少な例も伝わり、「清定の作で魚子地となるものは極めて少なく、特別な入念作であったものと推察される」[[c:3]]と説示に記される。また軍配図以外にも、猛禽が野猿を狙い降下する図を片切彫・毛彫と平象嵌を併用して描いた鐔があり、「常に見る手とは一種趣を異にして、斬新味が感ぜられ」[[c:4]]る作例として高く評価されている。金覆輪の耳や金内覆輪の櫃孔など、細部の仕上げにも格調の高さが窺える。 草苅派の意義は、仙台藩という大藩の金工文化を代表する平象嵌技法の完成にある。説示は一貫して「見事な手腕を発揮している優品」[[c:5]]「同工の持味と的確な高い技術が顕示された」[[c:6]]と称え、清定の作品に作家としての強い矜持を認めている。軍配文鐔の典型作から斬新な題材への展開まで、技術的完成度と意匠の多様性を兼ね備えた草苅派の仕事は、江戸時代有数の大名家に仕えた藩工金工の高い水準を今に伝えている。 詳しく見る →

1名の刀工指定6口
主要刀工
刀工時代指定
清定江戸6
草苅流派を見る →
NTHK(日本刀剣保存会)鑑定
Kanteishō鑑定書
NTHK Appraisal Certificate
›

NTHKの中心的な鑑定書で、相応の出来を備えた作に発行されます。在銘作は銘の正真を、無銘作は審査員による刀工・流派の極めを示します。点数を記す詳細な審査表が付されます。

NTHKについて›

NTHK(日本刀剣保存会)は、NBTHK(1948年設立)に先立つ1910年に創立された、日本で最も古い刀剣鑑定団体です。長く会を率いた会長の没後、NTHKとNTHK-NPOの二つに分かれ、いずれも審査を続けています。NTHKの鑑定書は、点数と審査員の所見を併記する詳細な審査表が特徴で、特に無銘作の極めに定評があります。

販売店
サ
サムライミュージアム
🇯🇵日本から発送
›
✓認証販売店samuraimuseum.jp
✓海外発送可✓英語対応PayPalクレジットカード
返品ポリシー

Returns/exchanges limited to defects caused by shipping (except willful misconduct or gross negligence by the company); customers must contact within 72 hours of receiving the product.

サムライミュージアムの出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

清定の他の作

すべて見る →
コレクション情報
保存
Tsuba - Hozon - by Kusakari Kiyosada - 鍔:軍配散図Tsuba - Hozon - by Kusakari Kiyosada - 鍔:軍配散図

鍔

作清定
江戸
¥450,000

草苅派の作

すべて見る →
宝刀堂
特別保存
Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 仙台住聖貞 近江八景図縁頭Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 仙台住聖貞 近江八景図縁頭

縁頭

作草苅派
江戸
¥280,000
美術刀剣松本
Tsuba - by Kusakari School - 雨龍瑞雲図Tsuba - by Kusakari School - 雨龍瑞雲図

鍔

作草苅派
Edo (c. 1680)
¥65,000
銀座長州屋
保存
Tsuba - Hozon - by Kusakari School - 瑞雲唐墨散図鐔 金象嵌花押 仙台Tsuba - Hozon - by Kusakari School - 瑞雲唐墨散図鐔 金象嵌花押 仙台

鍔

作草苅派
江戸
¥150,000
銀座長州屋
特別保存
Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 源氏物語葵の上図縁頭 銘 仙台住清定Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 源氏物語葵の上図縁頭 銘 仙台住清定

縁頭

作草苅派
江戸
¥350,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

甲冑武具

  • 兜
  • 甲冑

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

リソース

  • 刀剣商一覧
  • 刀工一覧
  • 誌上鑑定
  • すべて見る
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説明

題名:清定 雲に雨竜図 【説明】 鑑定書によれば、本作は清定(きよさだ)の作と極められています。清定は江戸時代後期に仙台の地で活躍した金工で、後に江戸へ出て大森家に師事しました。赤銅地を用いた高彫や象嵌の技法に秀で、格調高い作品を遺しています。 本作の画題は「雲に雨竜図(くもにあめりゅうず)」です。雨竜は「あまりょう」とも呼ばれ、雨を司る霊獣として知られています。神の加護がある際に雨を降らせると信じられており、一説には竜の幼少期の姿とも、あるいは森に住む精霊とも伝えられています。その姿は竜に似ていますが、どこか愛嬌のある表情で描かれることが多いのも特徴です。また、日本では古来より水神信仰と深く結びついた蛇への崇拝があり、雨竜の意匠が好まれてきた背景には、こうした日本人の精神性も影響していると考えられます。 雲は雨や雪をもたらし、天候を左右する超自然的な力の象徴です。雲の中には神仏や霊獣、そして竜が棲むと信じられてきました。本作のように雨竜と雲が組み合わされて描かれるのは、両者の深い親和性ゆえと言えるでしょう。 そもそも竜は古代の伝承や神話に登場する想像上の生物であり、瑞祥(吉兆)の象徴とされてきました。その姿は「九似(きゅうじ)」、すなわち角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(または兎)、項は蛇、腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされ、あらゆる動物の頂点に立つ存在と考えられてきました。こうした力強く縁起の良いイメージから、竜や雨竜の意匠は武士の間で非常に好まれ、刀装具の題材として数多く取り入れられています。 ※アンティーク品のため、状態については写真にて詳細をご確認ください。 【鐔(つば)とは】 鐔は日本刀の拳を守るための護具です。身分の高い武士は、刀本体のみならず、鐔をはじめとする美しい刀装具で自身の刀を飾りました。特に鐔の表側は、街を歩く際などに他者の目に触れる機会が多いため、装飾性の高い意匠が凝らされる傾向にあります。 【武士にとっての刀装具の重要性】 日本刀には、鐔のほか、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など、多彩な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主の格付けや信念、個性を表す象徴でもありました。現代で言えば、スマートフォンの装飾に近い感覚かもしれません。 ぜひ細部まで拡大してご覧ください。鉄や銅、赤銅、四分一といった地金に、金・銀・素銅などの象嵌を施す日本の彫金技術の粋を感じていただけることでしょう。鐔一枚をとっても、その造形や重厚感は千差万別です。刀と共に時代を生き抜いてきたこれらの装飾品は、刀本体に劣らぬ美術的価値を有しています。刀装具という細部にまでこだわることこそ、真の愛刀家、ひいては武士の嗜みと言えるでしょう。 【鑑定書】 NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 日本刀剣保存会(NPO法人)は、明治22年(1889年)に設立された、日本で最も歴史ある刀剣鑑定組織の一つです。本作は令和4年(2022年)4月17日に鑑定を受け、清定の真作として認められました。ご購入者様にはこの鑑定書原本をお付けいたします。ご希望があれば、記載内容の英訳PDFを作成することも可能です。 【運営】 サムライミュージアム(東京都新宿区)

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刀装具›草苅›清定›江戸後期 銘 清貞 刀鐔(NTHK鑑定書付)T-487
鍔
清定

江戸後期 銘 清貞 刀鐔(NTHK鑑定書付)T-487

無銘 · Omori · 江戸

売却済
清定 — 1 of 7
清定 — 2 of 7
清定 — 3 of 7
清定 — 4 of 7
清定 — 5 of 7
清定 — 6 of 7
清定 — 7 of 7
1 / 7
1 / 7
清定 — 1 of 7清定 — 2 of 7清定 — 3 of 7清定 — 4 of 7清定 — 5 of 7清定 — 6 of 7清定 — 7 of 7
法量・詳細
作者

清定

時代

江戸

国

Sendai

銘

無銘

説明

題名:清定 雲に雨竜図 【説明】 鑑定書によれば、本作は清定(きよさだ)の作と極められています。清定は江戸時代後期に仙台の地で活躍した金工で、後に江戸へ出て大森家に師事しました。赤銅地を用いた高彫や象嵌の技法に秀で、格調高い作品を遺しています。 本作の画題は「雲に雨竜図(くもにあめりゅうず)」です。雨竜は「あまりょう」とも呼ばれ、雨を司る霊獣として知られています。神の加護がある際に雨を降らせると信じられており、一説には竜の幼少期の姿とも、あるいは森に住む精霊とも伝えられています。その姿は竜に似ていますが、どこか愛嬌のある表情で描かれることが多いのも特徴です。また、日本では古来より水神信仰と深く結びついた蛇への崇拝があり、雨竜の意匠が好まれてきた背景には、こうした日本人の精神性も影響していると考えられます。 雲は雨や雪をもたらし、天候を左右する超自然的な力の象徴です。雲の中には神仏や霊獣、そして竜が棲むと信じられてきました。本作のように雨竜と雲が組み合わされて描かれるのは、両者の深い親和性ゆえと言えるでしょう。 そもそも竜は古代の伝承や神話に登場する想像上の生物であり、瑞祥(吉兆)の象徴とされてきました。その姿は「九似(きゅうじ)」、すなわち角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(または兎)、項は蛇、腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされ、あらゆる動物の頂点に立つ存在と考えられてきました。こうした力強く縁起の良いイメージから、竜や雨竜の意匠は武士の間で非常に好まれ、刀装具の題材として数多く取り入れられています。 ※アンティーク品のため、状態については写真にて詳細をご確認ください。 【鐔(つば)とは】 鐔は日本刀の拳を守るための護具です。身分の高い武士は、刀本体のみならず、鐔をはじめとする美しい刀装具で自身の刀を飾りました。特に鐔の表側は、街を歩く際などに他者の目に触れる機会が多いため、装飾性の高い意匠が凝らされる傾向にあります。 【武士にとっての刀装具の重要性】 日本刀には、鐔のほか、目貫(めぬき)、縁頭(ふちがしら)など、多彩な装飾が施されています。日本刀は武器であると同時に、持ち主の格付けや信念、個性を表す象徴でもありました。現代で言えば、スマートフォンの装飾に近い感覚かもしれません。 ぜひ細部まで拡大してご覧ください。鉄や銅、赤銅、四分一といった地金に、金・銀・素銅などの象嵌を施す日本の彫金技術の粋を感じていただけることでしょう。鐔一枚をとっても、その造形や重厚感は千差万別です。刀と共に時代を生き抜いてきたこれらの装飾品は、刀本体に劣らぬ美術的価値を有しています。刀装具という細部にまでこだわることこそ、真の愛刀家、ひいては武士の嗜みと言えるでしょう。 【鑑定書】 NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 日本刀剣保存会(NPO法人)は、明治22年(1889年)に設立された、日本で最も歴史ある刀剣鑑定組織の一つです。本作は令和4年(2022年)4月17日に鑑定を受け、清定の真作として認められました。ご購入者様にはこの鑑定書原本をお付けいたします。ご希望があれば、記載内容の英訳PDFを作成することも可能です。 【運営】 サムライミュージアム(東京都新宿区)

作者について

清定

金工 · Mutsu (Sendai) · 江戸

現在1点販売中

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初代草刈清定、通称を八三郎といい、草刈屋を家号とした、仙台の大藩・伊達家に抱えられた金工である。説明は、初め仙台藩工の正村七右衛門に師事し、のち江戸に出て大森家に学び、天明年間に仙台へもどって伊達家の藩工となったと伝える。伊達家では渋谷・草刈・小熊・斎藤・正村・助川の諸家が抱工として活躍し、中でも渋谷・草刈家の手によって平象嵌の技術が発展して世の喝采を博した。彼が最も得意としたのは、赤銅石目地に軍配模様を金象嵌する手法で、その象嵌法は金線で図柄の周囲を高肉に彫込んで象嵌し、その中は研出して地面とほぼ水平に、紗綾形・亀甲・枡形・麻葉文などの幾何文様を金線で象嵌するものである。銘は「仙台住清定」と無花押に切る。

歴史的重要度

清定の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
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指定の実績
指定6口
重要刀剣
6
清定の作 1点が現在販売中→
清定 — 詳細金工派
流派について

草苅

金工 · Mutsu (Sendai)

現在5点販売中

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草苅派は、陸奥国仙台藩の大藩・伊達家に仕えた金工諸家の一つである。仙台伊達家のもとでは渋谷・草刈・小熊・斎藤・正村・助川等の諸家が抱え工として活躍したが、説示が繰り返し述べるとおり「中でも渋谷・草刈家の手によって平象嵌の技術が発展し、世の喝采を博した」[[c:1]]。初代清定は草刈屋を家号とし、仙台藩工の正村七右衛門に師事した後、江戸に出て大森家に学び、天明年間に仙台へ戻り伊達家の藩工となった。 草苅派の作風は、赤銅石目地に金象嵌を施す独自の技法に集約される。説示が定型的に記すその象嵌法とは、金線を用いて図柄の周囲を高肉で彫込み象嵌し、その中は研出して地面とほぼ水平の平象嵌で文様を表現するというものである。最も得意とした意匠は軍配文で、表裏に複数の軍配を配し、その一つ一つに亀甲・紗綾形・枡形・麻葉文・網代・七宝繫・波千鳥・双龍・流水蓮文・松葉といった幾何文様や吉祥文様を変化させて象嵌する。「ほぼすべての軍配図はその意匠を逐一変えて描かれている」[[c:2]]と評され、精巧かつ変化に富む意匠構成が特色である。地面は通常石目地であるが、魚子地を用いた稀少な例も伝わり、「清定の作で魚子地となるものは極めて少なく、特別な入念作であったものと推察される」[[c:3]]と説示に記される。また軍配図以外にも、猛禽が野猿を狙い降下する図を片切彫・毛彫と平象嵌を併用して描いた鐔があり、「常に見る手とは一種趣を異にして、斬新味が感ぜられ」[[c:4]]る作例として高く評価されている。金覆輪の耳や金内覆輪の櫃孔など、細部の仕上げにも格調の高さが窺える。 草苅派の意義は、仙台藩という大藩の金工文化を代表する平象嵌技法の完成にある。説示は一貫して「見事な手腕を発揮している優品」[[c:5]]「同工の持味と的確な高い技術が顕示された」[[c:6]]と称え、清定の作品に作家としての強い矜持を認めている。軍配文鐔の典型作から斬新な題材への展開まで、技術的完成度と意匠の多様性を兼ね備えた草苅派の仕事は、江戸時代有数の大名家に仕えた藩工金工の高い水準を今に伝えている。 詳しく見る →

1名の刀工指定6口
主要刀工
刀工時代指定
清定江戸6
草苅流派を見る →
NTHK(日本刀剣保存会)鑑定
Kanteishō鑑定書
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NTHKの中心的な鑑定書で、相応の出来を備えた作に発行されます。在銘作は銘の正真を、無銘作は審査員による刀工・流派の極めを示します。点数を記す詳細な審査表が付されます。

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NTHK(日本刀剣保存会)は、NBTHK(1948年設立)に先立つ1910年に創立された、日本で最も古い刀剣鑑定団体です。長く会を率いた会長の没後、NTHKとNTHK-NPOの二つに分かれ、いずれも審査を続けています。NTHKの鑑定書は、点数と審査員の所見を併記する詳細な審査表が特徴で、特に無銘作の極めに定評があります。

販売店
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✓認証販売店samuraimuseum.jp
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清定の他の作

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コレクション情報
保存
Tsuba - Hozon - by Kusakari Kiyosada - 鍔:軍配散図Tsuba - Hozon - by Kusakari Kiyosada - 鍔:軍配散図

鍔

作清定
江戸
¥450,000

草苅派の作

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宝刀堂
特別保存
Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 仙台住聖貞 近江八景図縁頭Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 仙台住聖貞 近江八景図縁頭

縁頭

作草苅派
江戸
¥280,000
美術刀剣松本
Tsuba - by Kusakari School - 雨龍瑞雲図Tsuba - by Kusakari School - 雨龍瑞雲図

鍔

作草苅派
Edo (c. 1680)
¥65,000
銀座長州屋
保存
Tsuba - Hozon - by Kusakari School - 瑞雲唐墨散図鐔 金象嵌花押 仙台Tsuba - Hozon - by Kusakari School - 瑞雲唐墨散図鐔 金象嵌花押 仙台

鍔

作草苅派
江戸
¥150,000
銀座長州屋
特別保存
Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 源氏物語葵の上図縁頭 銘 仙台住清定Fuchi-Kashira - Tokuho - by Kusakari School - 源氏物語葵の上図縁頭 銘 仙台住清定

縁頭

作草苅派
江戸
¥350,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

甲冑武具

  • 兜
  • 甲冑

鑑定別

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  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

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