本作は昭和45年(1970)の特別貴重小道具認定書において正阿弥と極められた鐔。 素銅地の竪丸形に薄手碁石形の造込み。地には細かな毛彫風の石目様処理を施し、落ち着いた古色が味わい深い。櫃孔脇には松毬(松ぼっくり)形の小透をあしらい、簡潔な意匠の中に趣向を凝らしている。 素銅地の地風や松毬形小透などの特徴から、今日的な見方では庄内金工を想起させる作ともいえる。 古雅な味わいと洗練された美意識を備えた鐔。
本作は昭和45年(1970)の特別貴重小道具認定書において正阿弥と極められた鐔。 素銅地の竪丸形に薄手碁石形の造込み。地には細かな毛彫風の石目様処理を施し、落ち着いた古色が味わい深い。櫃孔脇には松毬(松ぼっくり)形の小透をあしらい、簡潔な意匠の中に趣向を凝らしている。 素銅地の地風や松毬形小透などの特徴から、今日的な見方では庄内金工を想起させる作ともいえる。 古雅な味わいと洗練された美意識を備えた鐔。