説明

番号:AS26022 脇差:白鞘入り(日本美術刀剣保存協会 刀剣保存鑑定書) 銘:備中国水田住国重 新刀:中上作:武蔵:貞享(1684年・約342年前) (弊社の格付け基準では、最上作、上々作、上作、普通作の4段階に分けております。本作は備中国水田住国重の中でも「上々作」にランクされる作品です。) ハバキ:金着二重ハバキ 長さ:60.4 cm (1尺9寸9分) 反り:1.4 cm 目釘穴:1個 元幅:3.21 cm 先幅:2.32 cm 重ね:0.69 cm 刀身重量:660 g 時代:江戸時代 体配:身幅が広く、反りもしっかりとつき、切先もやや大きく延びた、がっしりとした体配の作品です。 地鉄:板目肌よく練れ、肌目がはっきりと現れた地鉄となります。 刃文:沸出来、二重刃を交えた大きな互の目乱れを焼く。帽子は丸く深く返る。 特徴:国重一派は非常に多くの作品を残しております。特に沸の強い、やや奔放な刃文や荒沸の目立つ作風が多い中で、本作は比較的落ち着いた仕上がりを見せています。長さは実質的に刀(定寸)に近く、身幅も広く健全な一振りです。 歴史的背景:貞享(じょうきょう)は天和の後、元禄の前、1684年から1688年までの期間を指します。時の天皇は霊元天皇および東山天皇、江戸幕府将軍は徳川綱吉の時代です。国重はこの貞享年間に多くの名品を世に送り出しました。 日本美術刀剣保存協会 鑑定書(保存刀剣) 葵美術評価鑑定書:全身押し形 ※海外送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:500,000円 入札する 関連商品: 脇差:山城大掾源国重(保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(保存刀剣) 脇差:山城大掾源国重(特別保存刀剣) 脇差:伊賀守藤原金道(三代)(保存刀剣)

Wakizashi:Bitchu no Kuni Mizuta Ju Kunishige. (NBTHK Hozon Token).
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Wakizashi:Bitchu no Kuni Mizuta Ju Kunishige. (NBTHK Hozon Token).

脇差

売却済

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仕様

長さ

60.4 cm

反り

1.4 cm

元幅

3.21 cm

先幅

2.32 cm

流派について

Mizuta School水田派

水田派は、室町時代末期の備中国に現れ、国重の名を代々受け継いだ一派である。松山、呰部、井原、荏原、新見など備中各地に拠を構えて作刀し、その勢いは古刀期から新刀期にまで及んだ。説示によれば、新見の国重は銘鑑により備後から備中新見荘に入り、後に松山城主三村家の刀工となったとされ、ほかに備後福山や河波でも作刀した工が知られる。新見住三郎左衛門尉国重、井原住の国重、英賀郡呰部住の大月左兵衛尉国重、水田住の大月与五右衛門国重など、地名と俗名を冠して長銘を切る工が代を重ねて連なり、国重と名乗る刀工が一門に圧倒的に多いことが、この派の大きな特徴をなしている。 作風は古刀期と新刀期とで趣を異にする。古水田と称される作には、腰の開いた互の目乱れを主調として小丁子や小乱れを交え、匂口が締まって小沸がつく、ややこせこせとした趣のものが見られ、茎先が大きく刃上りとなる点が見どころとされる。地鉄は小板目肌つみ、地沸がついて映りが立つ。新刀期の作になると、板目が流れて柾を交じえる鍛えに、小のたれや互の目を焼き、沸が深く、殊に荒沸が激しくつき、相州伝を強く意識した出来となる。地沸厚く地景太く入って湯走りがかかり、砂流し・金筋を頻りに見せ、棟焼がしきりにかかって皆焼風を呈する一群があり、帽子は掃き掛けて火焰風となり、あるいは焼深く一枚風となって長く返る。物打辺に矢筈風の刃を交えること、また小板目に小杢目を交え地沸微塵に厚くついて淡く映り立つ地鉄も、この派を見分ける拠りどころとなる。彫物を巧みにこなす工もあり、棒樋に倶利迦羅や梵字を施した大小の作が残る。 鑑定にあたっては、互の目や角ばる刃を交えた焼高い刃取り、矢筈風の刃、一枚風あるいは火焰風の帽子、棟焼の頻発といった水田特有の見どころが、相州・美濃に寄った実用本位の造込みと相俟って手掛かりとなる。沸の崩れや荒沸の激しさは、よく斬れる実戦の刀としての性格を物語る。在銘の確かな作は数が限られ、なかでも大月与五右衛門国重のごとく一門の他工にも稀なほど出来の優れたものが存する。新見の国重の一作は『光山押形』に所載し、附帯する古鞘に六代将軍徳川家宣すなわち文昭院の御陣刀であった旨が記される伝来の確かなものであって、備中の地に長く栄えた水田派の位置づけを今に伝えている。

刀剣商

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