説明

Stock number:KA-070522Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Juyo TokenCountry(Kuni)・Era(Jidai):Bicchu (Okayama)・Early Kamakura period about 1185~Blade length(Cutting edge):65.2cmCurve(SORI):2.0cmWidth at the hamachi(Moto-Haba):2.60cmThickness at the Moto-Kasane: 0.70cmWide at the Kissaki(Saki-Haba):1.60cmThickness at the Saki-Kasane: 0.55cmSword tang(Nakago):Kiriyasuri file patternRivet Holes(Mekugiana):2Shape(Taihai):Shinogizukuri,Iorimune,Ko-kissakiJigane(Hada):Itame and MokumeTemper patterns(Hamon):Sugu and NotareTemper patterns in the point(Bohshi):Sugu then Ko-Maru round tipRegistration Card:Osaka【Additional Information】【重要刀剣図譜より】法量 長さ六五・二糎 反り二・〇糎 元幅二・六糎 先幅一・六糎 鋒長さ二・五糎 茎長さ一八・二糎 茎反り〇・一糎形状 鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差やや目立ち、重ね尋常、反りやや深くつき、小鋒。鍛 板目肌、肌立ちごころ、杢交え、地沸厚くつき、地景入り、淡く地斑映り風立つ。刃文 広直刃基調に極く浅くのたれ、処々小互の目交じり、小足・葉入り、匂勝ち小沸つき、腰元二重刃かかり、匂口やや明るい。帽子 直ぐに先丸、返りやや長く焼き下げる。茎 磨上、先浅い栗尻、鑢目(新)切り・(佩表茎先旧鑢)大筋違、目釘孔二、佩表茎先に二字銘があり、銘字の一部が切れている。説明妹尾の地は平家の家人妹尾太郎兼康によって開かれたことで知られ、高梁川下流域の青江の地より東方備前寄りに位置し、『元亀目利書』・『古今銘尽』は備中刀工を青江鍛冶と妹尾鍛冶に区別している。また青江鍛冶が銘文に「次」の字を用いることを通例としているのに対し、妹尾鍛冶は則高・正恒・常遠・是重・安家・弘経・恒真・守恒・助真・時真・行真らの遺例に見るように「次」の字を用いることは少ない。作風は、地がねが縮緬風の肌合を呈し、地斑があらわれ、鑢目が大筋違になるなど備中鍛冶の見どころを示すが、『元亀目利書』に「備前物二似タリ」とあるように、やや古備前気質を感じさせるものである。この太刀は、鎌倉時代初期を下らぬ古典的で優美な太刀姿を呈し、板目が僅かに肌立ち、杢を交え、地沸が厚くつき、淡く地斑映りが立ち、刃文は広直刃が極く浅くのたれ、腰元には二重刃が交じり、小足・葉が入り、匂勝ち小沸つき、一見古備前物に近似した出来口を見せている。しかしながら地鉄に杢目が交じる態や、銘の周囲に遺る生ぶの鑢が大筋違である点などには備中系の特色が示されている。地刃に潤いを感じさせるいかにも古調な一口で格調が高く、加えて行国在銘が誠に貴重である。なお妹尾鍛冶は青江鍛冶と異なり、銘字を太刀銘に切るものが多い。行国在銘の作品は希少であり、行国および備中妹尾鍛冶研究にとり、重要な情報を提供してくれる。

Tachi[Yukikuni(Den Bicchu-Senoo)][N.B.T.H.K] Juyo Token

Tachi[Yukikuni(Den Bicchu-Senoo)][N.B.T.H.K] Juyo Token

太刀

¥14,000,000

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仕様

長さ

65.2 cm

反り

2 cm

元幅

2.6 cm

先幅

1.6 cm

作者について

Ichimonji Yukikuni行國

1 特別重要刀剣1 重要刀剣

行国は、備前国福岡一文字派の初期に位置する刀工であり、その活動は鎌倉時代初期、承元頃とされている。後鳥羽院番鍛冶の一人に数えられ、銘鑑にもその名が見える。一説には河内の石川にも居住したと伝えられる。同派の祖である則宗をはじめ、助宗、成宗、宗吉、宗忠、重久、貞真らと共に古一文字と呼称される。同時代の刀工との関係については詳らかではない。 行国の作風は、古備前の影響を強く受けた地鉄と刃文に特色がある。地鉄は小板目に杢目が交じり、地沸がつき、細かな地景が入り、乱れ映りが鮮やかに立つ。刃文は小丁子、小互の目、小乱れなどが交じり、小足が入り、上半に僅かに飛焼を交える作が見られる。金筋、砂流しが細かにかかり、小沸がよくつく。帽子は乱れ込み、先小丸に返る。茎は生ぶで、先は極く浅い刃上がり気味の栗尻、鑢目は筋違である。姿は細身で腰反りが高く、先に行って伏しごころとなる優雅な太刀姿を呈し、小鋒となる。この姿態には時代の特色がよく示されている。古備前に似て小模様ではあるが、処々にはっきりとした小丁子を交えるなど、古備前に比して技巧味・洗練さを窺わせる初期一文字の特色が顕著に現れている。 行国の作は現存するものが極めて少ないため、資料的価値が高い。作風は古雅な美点をよく表示しており、地刃共に健全なものが多い。「細身・小鋒で反りが先へ行って伏しごころとなる優美な太刀姿を呈しており、その姿態に時代の特色がよく示されている」と評される。古一文字の中でも、特に古備前の特色を色濃く残す作風は、同派の源流を探る上で重要な位置を占める。

刀剣商

銀座誠友堂

world-seiyudo.com

¥14,000,000

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