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概要·歴史的重要度·指定·鑑定·伝来·刀種·銘·系譜·流派
概要歴史的重要度指定鑑定伝来刀種銘系譜流派
  1. 流派
  2. 鵜飼
  3. 雲生

雲生

Ukai Unsho

特重
巻 12, 番 31 · 太刀

雲生

Ukai Unsho

評価作品74点

屈指の刀工
国備前時代嘉元(1303–1306)時代区分鎌倉流派鵜飼伝法備前伝代初代師匠雲上藤代Jo saku刀工大鑑1,000(上位8%)種別刀工コードUNJ12
6重要文化財
9重要美術品
2御物
3特別重要刀剣54重要刀剣
2販売中

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概要

鎌倉時代末期から南北朝期にかけて、備前国宇甘庄(後に鵜飼とも書く)に雲生・雲次・雲重らの刀工が居住した。説明書はその居住地から一派を宇甘派あるいは鵜飼派と呼び、皆名に「雲」の字を冠することから雲類とも呼称する。雲生はこの派の「事実上の祖」と明記される工である。年紀作は現存せず、銘鑑は初代を乾元・嘉元(一三〇二〜〇六)頃に置き、その活躍年代は正和・文保・建武の年紀を有する雲次の作によって定まる。伝えでは雲次とともに上京して山城鍛冶に鍛刀を学び、「後醍醐天皇の御番鍛冶」を勤めたといい、本間は鎺下に「十六葉の菊花紋」を刻した極めて稀な作が宮中との関係を考えさせると述べる。一派の作風については「備前伝の中に山城風が混在」し、さらに隣国備中青江派の影響も少なからず受けて、「備前物中異色の存在」と評される。藤代の位列は上作である。

見どころの第一は反りである。細身で踏張りつき小鋒の太刀姿に反りは高く、均整のとれた輪反り(華表反り)を呈し、生ぶ茎在銘の太刀について説明書は「同時代の長船物が腰反りであるのに対して輪反りを呈している」と記す。直刃を得意とし、細直刃ないし中直刃を基調に小互の目・小丁子・浅いのたれを交える。足は青江風に逆がかって逆足が入り、処々くさび状の陰の尖り刃を交える。匂口は締まりごころに小沸つき、時に沈み、金筋・砂流しが細かにかかる。間々元に僅かの焼落しがあり、「元の焼落しは雲生の個性」と云えるとされる。帽子は丸く返って尖らず、青江気質を湛えた作にあっても「帽子が尖らず」丸みを呈するところに同工の特色が窺えるという。銘は目釘孔の上、棟寄りの二字銘で、「生」を「雲」に比して右側に寄せて切るのが手癖であり、本間は比較的大振りのこの手の銘を初代と鑑している。

鍛えは板目、処々小板目に約み、杢を交え、地沸つき、地景細かに入り、乱れ映りが立つ。就中「指の腹で押したような雲類独特の黒い地斑映り」が同派の見どころであり、かな色はやや黒みがかる。本間は、鎌倉末期の備前物でありながら地刃に沸づくこと、また「まま極めて長船物以上に鮮明な映り」のあるものが見られることを見処に挙げる。

説明書は「代表的作風は二様あって」と明記する。一様は板目・杢が立ち、直刃に小乱れを交えて逆ごころあり、沸ついて砂流しのかかるもの、今一様は小板目がよく約み、地映りが殊に判然として直刃の匂口の締まるものである。第七回特別重要の生ぶ茎の太刀は前者に属し、「指で押した様な古調な映り」が看取される。この二様の外に、より強い作域がある。「雲生の作風は焼きの低いやや働きの寂しいものが多く」、他には焼幅がやや広く足・葉の目立つ沸の強くついた雲次にも通じるものが知られ、第二十一回特別重要の折返銘の刀は正にその力強い作域を示す。稀に大和ごころを加味して沸のやや強いものもある。工人については少なくとも二代の存在が認められ、二代は文保あるいは建武頃に置かれ、銘鑑は初代雲次をその子(一説に弟)と伝える。長銘は稀で、「備前国雲生」と銘した短刀は「他に類例が殆ど無く」、資料性の高い貴重な銘とされる。

備前の中での座標は説明書自身の言葉に尽きる。一派の出来は反り格好を始めとして備前物の中で「最も京物に近い」といわれ、個々の作は来物や隣国青江に紛れることがある。直刃は京物の格に達しつつ、足は青江風に逆がかる。しかも地には鮮明な乱れ映りが立って生国備前の趣が濃く、青江気質を帯びた作でも帽子は丸く返る。下流については、判者は焼きで一派を分かつ。雲生は焼きが低く働きがやや寂しく、雲次は焼幅広く沸強く足・葉が目立つ。雲生の力強い作は雲次に近づくと読まれ、一派は雲重らに続く。

指定を受けた作は七十四口を数える。うち六口は重要文化財として伝存し、戦前の重要美術品九口には、「上杉景勝御手選び三十五腰」の一振りに数えられて上杉家に伝来した菊紋の太刀、岩崎小弥太旧蔵で現在静嘉堂文庫美術館の長寸生ぶ茎の太刀、徳川家達から佐野美術館に渡った細身の太刀が含まれる。特別重要刀剣と重要刀剣は合わせて五十七口に及び、第二十一回特別重要の折返銘の刀、第七回特別重要の生ぶ茎の太刀がその代表である。鎌倉末期の備前工としては在銘が多く、ここでは在銘三十八口に対して無銘三十三口、ほとんどが二字銘である。伝来の録された作は十口あり、第十二回特別重要の太刀は長州毛利家の庶流右田毛利家に伝来し、浅野家伝来の一刀には延宝四年本阿弥光常代金子拾枚の折紙が附帯し、ほかに大河内家・皇室を経たものがある。重要文化財と美術館蔵の諸作が市に出ることはない。蒐集家が現実に相見えるのは重要刀剣の磨上無銘の刀か在銘の太刀であり、上杉景勝が選んだような生ぶ在銘の太刀が市に現れることは稀であって、現れれば斯界の出来事となる。

歴史的重要度

雲生の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定

国宝—
重要文化財6
重要美術品9
御物2
特別重要刀剣3
重要刀剣54

名工ランク

鑑定

伝来

刀種

評価作品74点の分布

銘

評価作品74点の銘の種類

販売中

系譜

師匠Unjo
雲生
弟子(4名)
  1. 1.雲次Unji3 販売中138指定
  2. 2.雲重Unju60指定
  3. 3.雲生Unsho
  4. 4.雲上Unjo

鵜飼派

鵜飼派の他の作者

  1. 1.雲次Unji3 販売中138指定
  2. 2.雲重Unju60指定
  3. 3.守次Moritsugu1指定
  4. 4.利長Toshinaga1指定
  5. 5.守次Moritsugu2指定

鵜飼派の作

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葵美術
特別保存
刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀:無銘(伝雲次)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀:無銘(伝雲次)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

刀

作鵜飼派
64cm·南北朝
¥1,000,000
江州屋刀剣店
重要
刀 - 重要 - 作 雲次 - 重要刀剣 無銘 雲次刀 - 重要 - 作 雲次 - 重要刀剣 無銘 雲次
拵付

刀

作雲次
66.5cm·文保
お問い合わせ
刀剣杉田
重要
脇差 - 重要 - 作 雲次 - 無銘(雲次)(備前) (山陽道)脇差 - 重要 - 作 雲次 - 無銘(雲次)(備前) (山陽道)

脇差

作雲次
46.4cm·鎌倉
¥2,500,000
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刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 雲重(うんじゅう)(雲類宇甘派雲生の孫) Unju刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 雲重(うんじゅう)(雲類宇甘派雲生の孫) Unju

刀

作鵜飼派
72.4cm·鎌倉
¥2,600,000
土佐刀剣堂
保存
保存 - 作 鵜飼派 - Mumei Ukai 無銘 宇甘保存 - 作 鵜飼派 - Mumei Ukai 無銘 宇甘

Mumei Ukai 無銘 宇甘

作鵜飼派
68.5cm·南北朝
お問い合わせ
葵美術
特別保存
刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀:無銘(雲重)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(特別貴重刀剣認定書写し付)(折紙付)刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀:無銘(雲重)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(特別貴重刀剣認定書写し付)(折紙付)

刀

作鵜飼派
67.1cm·南北朝
¥1,750,000
丸英刀剣
特別保存
刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀 無銘 雲重刀 - 特別保存 - 作 鵜飼派 - 刀 無銘 雲重

刀

作鵜飼派
65cm·南北朝
¥1,350,000
刀剣杉田
重要
脇差 - 重要 - 作 雲次 - 無銘(雲次)(備前)(山陽道)(第31回重要刀剣)脇差 - 重要 - 作 雲次 - 無銘(雲次)(備前)(山陽道)(第31回重要刀剣)

脇差

作雲次
46.4cm·鎌倉
¥2,500,000

備前の伝統

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永楽堂
重要
刀 - 重要 - 作 景光 - 景光 刀 重要刀剣刀 - 重要 - 作 景光 - 景光 刀 重要刀剣

刀

作景光
66.7cm·鎌倉
お問い合わせ
明倫産業
特別保存
太刀 - 特別保存 - 作 守家 - 守家(長船派の祖光忠の親友)(畠田派の祖) Moriie太刀 - 特別保存 - 作 守家 - 守家(長船派の祖光忠の親友)(畠田派の祖) Moriie
拵付

太刀

作守家
67.9cm·鎌倉
¥5,800,000
宝刀堂
重要
刀 - 重要 - 作 倫光 - 無銘 伝倫光 刀刀 - 重要 - 作 倫光 - 無銘 伝倫光 刀
拵付

刀

作倫光
72.2cm·南北朝
¥6,300,000
つるぎの屋
重要
刀 - 重要 - 作 福岡一文字派 - 刀 無銘 福岡一文字刀 - 重要 - 作 福岡一文字派 - 刀 無銘 福岡一文字
拵付

刀

作福岡一文字派
70cm·鎌倉
お問い合わせ
永楽堂
特別保存
短刀 - 特別保存 - 作 兼光 - 兼光 短刀 特別保存刀剣短刀 - 特別保存 - 作 兼光 - 兼光 短刀 特別保存刀剣

短刀

作兼光
26.2cm·正平
¥4,500,000
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短刀 - 特別保存 - 作 長船派 - 刀:備州長船重経(14世紀)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)短刀 - 特別保存 - 作 長船派 - 刀:備州長船重経(14世紀)(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

短刀

作長船派
24.8cm·南北朝
開始価格¥950,000
丸英刀剣
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短刀 - 重要 - 作 直次 - 重要刀剣 短刀 青江直次短刀 - 重要 - 作 直次 - 重要刀剣 短刀 青江直次
拵付

短刀

作直次
27cm·南北朝
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兵左衛門百観音堂
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拵付

短刀

作祐定
28cm·永正〜天文
¥2,900,000

雲生

雲生(Unsho)は、備前の鵜飼派の刀工です。

嘉元に活動しました。

作風は備前伝に属します。

雲生の作品には、重要文化財6点、特別重要3点、重要54点が指定されています。