NihontoWatch MonNihontoWatchBETA
MarketEncyclopedia
NihontoWatch Mon

NihontoWatchBETA

マーケット
事典
概要·鑑定·指定·伝来·刀姿·銘·流派
概要鑑定指定伝来刀姿銘流派
  1. 流派
  2. 直宗
  3. 國安

Naomune Kuniyasu

國安

重要美術品
巻 1, 番 21 · 太刀

Naomune Kuniyasu

國安

評価作品1点

国備前時代Bunei (1264–1275)時代区分鎌倉流派Naomune伝法備前伝種別刀工コードKUN1666
1重要美術品

概要

国安は備前直宗系の刀工で、古備前の工直宗より国真を経て、鎌倉中期の国宗一門に連なる。その一門の中心は備前三郎の俗称で知られる。説明書の伝える系図によれば本工は四郎、すなわち家の四男にあたり、備前三郎国宗・国貞と並ぶ。本工自身の手と明らかに読める一口は大磨上の太刀で、磨上げられながら茎尻に二字在銘を留め、表裏に棒樋を掻き通す。戦前に重要美術品に指定され、「光山押形」「新古名刀図譜」に所載される。

その太刀の鍛えはやや肌立ちごころの板目で、地に地沸つく。刃文は直刃に小乱を交え、金筋・砂流しが刃中を走る。見処は匂口にある。処々潤むところがあり、説明書はまさにその一点を本工の手の証として、「匂口はうるむところがあり、この工の見処を示している」と記す。福岡一文字の華やかな丁子ではなく、直宗系の直刃調を守る静かな作域である。

一門における位置は、刀剣史の一つの結節点にあたる。祖の直宗は学に古備前・古一文字の工とされ、これより国真を経て国宗に至る。国宗は福岡一文字助真・粟田口国綱と共に執権北条時頼に鎌倉へ召され、相州伝の興りに与ったと伝えられる。直宗系はかく鎌倉備前と相州伝の勃興の接点に立ち、国安の直刃に地沸の作はその系譜の備前の側を守る。

その記録には明記すべき注意が伴う。国安と在銘するもう三口、いずれも戦前の重要美術品の刀は、身幅広く切先が大きく延びる。説明書はこれを「身幅広く大切先の姿である」と評する。板目はざんぐりとして地刃に大肌が現われ、刃文は沸深い大湾れ・のたれに互の目・尖り刃を交え、彫物は二筋樋・倶梨迦羅・旗鉾に及ぶ。これらは鎌倉中期の備前の工ではなく後代の相州風の手の特徴であって、同名を冒す別人の後代国安の作と読むのが穏当である。これに対し、潤む匂口を見せる直刃の太刀こそ、備前三郎国安を語る一口である。

収集の観点では、確かに出会える名としては稀に属する。指定の格は控えめで、国宝も重要文化財もなく、現存の記録は悉く戦前の重要美術品の級に収まる。所在の知れる作は大機関ではなく私蔵を経たもので、在銘の太刀は指定時に大阪の木村貞造が、関係する刀は京都の吉田由道・熊本の浜田茂三次が蔵した。後代の同名工と潤む匂口の見処によって分かたれる確かな備前三郎国安は、鎌倉備前を蒐める者がただ稀に、忍耐をもってのみ出会うものである。

鑑定

確かな備前三郎の作域は一つ:やや肌立つ板目に直刃・小乱を焼いた大磨上の在銘太刀で、潤む匂口を説明書が見処とする。これとは別に同じ国安在銘の身幅広い大湾れの刀群を後代別人の手として鑑定の外に置く

国安は直宗系の備前の刀工で、鎌倉中期の学が備前三郎と呼ぶ国宗一門に属する。一門の系図によれば直宗より国真を経た四郎にあたり、備前三郎国宗・国貞らと並ぶ。確かな本工の手は大磨上の在銘太刀で、茎尻に二字在銘を留め、表裏に棒樋を掻き通す。やや肌立ちごころの板目に地沸つき、直刃に小乱を焼いて金筋・砂流しかかり、匂口は処々うるむところがある。説明書はその潤む匂口をこの工の見処と評する。記録は僅かで悉く戦前の重要美術品であり、しかも純ではない。身幅広く大切先で沸深い大湾れに相州風の彫物を交えた刀三口は国安と在銘するが同銘の後代別人の手と読まれ、本工の鎌倉備前の鑑定からは除いた。

鑑定の決め手

作品の100%

作品の100%

作風の変遷

大磨上の在銘太刀(確かな本工の手)

確かな記録は、茎尻に二字在銘を留めた大磨上の太刀で、表裏に棒樋を掻き通す。地鉄はやや肌立ちごころの板目に地沸つく。刃文は直刃に小乱を焼き、金筋・砂流しかかり、匂口は処々潤むところがある。説明書はその潤む匂口をこの工の見処とし、鎌倉中期の直宗系備前にあって本工の手を示す一点とする。

姿 Sugata
地鉄 Jigane
刃文 Hamon
研究

確かな大磨上の太刀について説明書は、やや肌立ちごころの板目に地沸つき、直刃に小乱を焼いて金筋・砂流しかかり、匂口は処々潤むところがあり、これをこの工の見処と記す。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品1
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣—

名工ランク

0.00 (指定作品1点)

刀工の上位100%

伝来

伝来記録1件 の鑑定作品における Kuniyasu

伝来ランク

名家所蔵0点、伝来記録1件

刀工の上位48%

素点:2.00 / 10

刀姿

評価作品1点の分布

銘

評価作品1点の銘の種類

販売中

Naomune派

Naomune派の他の刀工

  1. 1.國宗Kunimune1 販売中97指定
  2. 2.國貞Kunisada4指定
  3. 3.國宗Kunimune3指定