中島来

Juyo
52, 22
摂津伝法山城伝コードNS-NakajimaRai
国宝
重要文化財2
重要美術品
御物
特別重要刀剣2
重要刀剣113
117指定品総数
6名工数
13%在銘 13%
63%名工帰属 63%
6現在の出品

概要

中島来派は、山城来派の刀工来国俊の門人である来国長が摂津国中島に移住して鍛刀したことに起源を持つ一派である。『刀工銘鑑』によれば同名二代があり、初代を元徳頃、二代を正平・応安頃と記している。有銘作の遺例は極めて僅少であるが、現存作は来派の伝統を忠実に継承した作風を示しており、様式的には来国光に近似するものの、作位において若干譲る感がある。

作風の特徴は、地鉄において板目肌がよくつみ、しばしば杢目や流れ肌を交え、肌立ちごころとなり、地沸が厚くつき、地景が細かに頻りに入る点に認められる。淡く沸映りが立つものも見られ、地刃ともに冴えた出来口を呈する。刃文は広直刃を基調とし、小互の目・小丁子などが交じり、足・葉がよく入り、小沸出来で匂口が明るく冴える。刃縁には処々ほつれ・喰違刃・二重刃・打のけなどの変化が現われ、金筋・砂流しが盛んにかかるなど、刃中の働きに富む。帽子は直ぐに小丸、あるいは乱れ込んで掃きかけ、先小丸に返るものが多い。姿形は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかかる頃の特色を示し、身幅広く、元先の幅差が少なく、反りやや浅く、中鋒延びる、あるいは大鋒となる豪壮な体配を呈する。大磨上無銘となるものが大半であるが、輪反りの名残を留めるものも少なくない。

伝世品の多くは重要刀剣以上の指定を受けており、来派の特色を明示しながらも、覇気に富む作域と地刃の健全さを兼備した優品が揃っている。板目肌に地沸が厚くつき地景が頻りに働く鍛え、光の強い沸が厚くついて刃縁が頻りに働く刃文、そして幅広で大鋒の力強い姿態が相俟って、中島来派の刀剣は南北朝期における来派の伝統と時代の覇気を今に伝える貴重な遺産として評価されている。

指定

117 指定 · 6 名工数

指定の位置づけ

重み付け指定指数 0.23(指定 117 点)

流派中 上位39%

2026/6/17 時点

伝来

伝来記録のある作品 6 点

伝来の位置づけ

伝来指数 2.23(伝来 6 点)

流派中 上位44%

主要工

上位指定の希少度で順位付け

  1. 1.國長1329-133158
    流派内 49.6%
  2. 2.國長1345-135011
    流派内 9.4%
  3. 3.國長1331-13362
    流派内 1.7%
  4. 4.國安1329-13311
    流派内 0.9%
  5. 5.國安1329-13311
    流派内 0.9%
  6. 6.1362-13681
    流派内 0.9%

上位流派

現在の出品