
Hirado Kunishige fuchi
縁
€400
世界81社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ
Edo
【解説】 平戸島は九州の目と鼻の先に位置し、かつては交易の要所として活気に満ちていました。ポルトガル、オランダ、イギリスの商人たちが往来したほか、17世紀に海賊から明の将軍へと昇り詰めた英雄、鄭成功(国姓爺)の拠点としても知られています。また、秀吉による文禄・慶長の役(1592-1598年)の際には、出兵の前線基地としての役割も果たしました。 この平戸の地において、唯一の装身具師として名を馳せたのが国重です。その作風は、国際色豊かな土地柄を反映し、中国や西洋のデザイン要素が融合した独特の趣を湛えています。国重の名は数代にわたって受け継がれたのか、あるいは一派のブランド名であったのかは定かではありませんが、主に18世紀初頭にかけて活躍し、優れた鐔や縁頭を数多く遺しました。 詳細については、用語解説の「平戸国重」の記事をご参照ください。 【縁】 本作は、銅合金(色金)を用いた精緻な作域の縁です。意匠は国重の得意とする古典的な「雲龍図」で、如意宝珠を追う龍の姿が彫り込まれています。また、反対側にはリボンの付いた宝銭が配され、吉祥の意が込められています。細部には銅、銀、金などの色金が象嵌や色揚げによって効果的に施され、実に味わい深い仕上がりとなっています。 【銘】 平戸住國重

縁
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【解説】 平戸島は九州の目と鼻の先に位置し、かつては交易の要所として活気に満ちていました。ポルトガル、オランダ、イギリスの商人たちが往来したほか、17世紀に海賊から明の将軍へと昇り詰めた英雄、鄭成功(国姓爺)の拠点としても知られています。また、秀吉による文禄・慶長の役(1592-1598年)の際には、出兵の前線基地としての役割も果たしました。 この平戸の地において、唯一の装身具師として名を馳せたのが国重です。その作風は、国際色豊かな土地柄を反映し、中国や西洋のデザイン要素が融合した独特の趣を湛えています。国重の名は数代にわたって受け継がれたのか、あるいは一派のブランド名であったのかは定かではありませんが、主に18世紀初頭にかけて活躍し、優れた鐔や縁頭を数多く遺しました。 詳細については、用語解説の「平戸国重」の記事をご参照ください。 【縁】 本作は、銅合金(色金)を用いた精緻な作域の縁です。意匠は国重の得意とする古典的な「雲龍図」で、如意宝珠を追う龍の姿が彫り込まれています。また、反対側にはリボンの付いた宝銭が配され、吉祥の意が込められています。細部には銅、銀、金などの色金が象嵌や色揚げによって効果的に施され、実に味わい深い仕上がりとなっています。 【銘】 平戸住國重

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