波龍図透鐔 無銘(南蛮) -Mumei (Nanban)- 縦74.4ミリ 横68.6ミリ 切羽台厚3.5ミリ 重量81グラム 江戸時代 Edo period 附属 桐箱 南蛮鐔は桃山時代末から江戸時代にかけて流行した刀装具で、当時「南蛮」と総称された海外渡来の文物の影響を受けた意匠を特色とします。舶載品と考えられるもののほか、日本国内で南蛮風の意匠を取り入れて制作された作品も知られ、複雑な透彫や連続文様、異国趣味を感じさせる装飾が特色です。 本作は鉄地に波と龍を組み合わせた南蛮鐔らしい意匠の一作です。耳は連続する波文によって構成され、上部には躍動感ある龍、下部には力強い波濤を透彫で表し、小柄櫃・笄櫃の周囲にも波文を巡らせることで全体に統一感を持たせています。無数の細かな透かしは南蛮鐔特有の華やかな印象を生み、細部まで丁寧な仕事が窺えます。 また、耳に沿う縁取りには金象嵌や銀象嵌が施されていた痕跡が部分的に残されており、本来はさらに華麗な姿であったことが想像されます。一方で、地鉄には錆が落ちた箇所が認められ、往時の鉄味が一部失われている点は惜しまれますが、全体の意匠や彫技は十分に鑑賞に耐える内容を備えた作品です。








江戸
無銘
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
波龍図透鐔 無銘(南蛮) -Mumei (Nanban)- 縦74.4ミリ 横68.6ミリ 切羽台厚3.5ミリ 重量81グラム 江戸時代 Edo period 附属 桐箱 南蛮鐔は桃山時代末から江戸時代にかけて流行した刀装具で、当時「南蛮」と総称された海外渡来の文物の影響を受けた意匠を特色とします。舶載品と考えられるもののほか、日本国内で南蛮風の意匠を取り入れて制作された作品も知られ、複雑な透彫や連続文様、異国趣味を感じさせる装飾が特色です。 本作は鉄地に波と龍を組み合わせた南蛮鐔らしい意匠の一作です。耳は連続する波文によって構成され、上部には躍動感ある龍、下部には力強い波濤を透彫で表し、小柄櫃・笄櫃の周囲にも波文を巡らせることで全体に統一感を持たせています。無数の細かな透かしは南蛮鐔特有の華やかな印象を生み、細部まで丁寧な仕事が窺えます。 また、耳に沿う縁取りには金象嵌や銀象嵌が施されていた痕跡が部分的に残されており、本来はさらに華麗な姿であったことが想像されます。一方で、地鉄には錆が落ちた箇所が認められ、往時の鉄味が一部失われている点は惜しまれますが、全体の意匠や彫技は十分に鑑賞に耐える内容を備えた作品です。








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