刃長38.1センチ 反り0.7センチ 元幅32.2ミリ 元重ね7.4ミリ 物打幅28.9ミリ 物打重ね6.2ミリ 横手位置幅26.8ミリ 松葉先重ね5.5ミリ 裸身重量483グラム 拵に納めて鞘を払った重量736グラム 江戸前期 The early period of Edo era 平成30年10月22日 石川県登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地二重はばき、腰刻黒魚子蝋塗鞘脇指拵、白鞘 家平は陀羅尼派一族で、初代家忠の子です。賀州住兼若・賀州住藤原家忠・加州住藤原清光らとともに、代々前田家を支えた加賀鍛冶を代表する存在として高く評価される刀工です。 兄の早世により家督を継ぎ二代家平となり、その技量は父・家忠と並び称されるほど、加賀刀工中でも最も高い技量を備えたと言われ、後に國平と改銘しました。刃文は匂の締まった互の目、あるいは直刃を基調としたものを得意とします。 加賀新刀の作には年紀作が少なく、故にその研究について停滞感が在りますが、本作は加賀新刀研究上、極めて貴重な資料と申せましょう。 本脇指は、刃長の割に身幅が広く、切先が延びた豪壮な体配で、地鉄は柾目主調に地沸が付き、地景がよく入って少しく肌立ち、刃文は匂口明るく冴えた湾れを基調に互ノ目を交え、刃縁には砂流がかかり、食い違い風の刃を交えた変化に富み、相対的に柾目に絡んだ刃縁は、和紙を割いたかのような印象を与え、刃中には足が入り、金筋が現れ、鋩子は直ぐに先丸く返るなど、見どころに富んでいます。 附属の拵に見る縁頭の形状を見るに、尾張拵であることがうかがえます。尾張徳川家臣の指料には、本脇指のように豪壮かつ重厚な造り込みの作が多く見られ、本作もその系譜に連なるものと捉えられるでしょう。柄にがたつきは無く、鐔は鉄味の良い板鐔に、手水鉢・柄杓・笹図を赤銅と金で巧みに刻した優品で、耳には縄目模様を施し、簡素ながら格調高い仕立てとなっています。栗形は本来金属製のものが添えられていたと推察されますが、現状では欠落し、木地に鵐目を取り付けた状態で下緒が通されています。 加賀新刀の名工・家平(國平)の作としての価値に加え、尾張拵の可能性を備えた本脇指は、蒐集・研究のいずれの観点からも極めて注目すべき作品と申せましょう。 2025年9月審査にて特別保存刀剣鑑定合格

















加賀 · 1661-1673頃
藤代 Chu-jo saku · 刀剣大鑑 上位75%
現在1点販売中
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
刃長38.1センチ 反り0.7センチ 元幅32.2ミリ 元重ね7.4ミリ 物打幅28.9ミリ 物打重ね6.2ミリ 横手位置幅26.8ミリ 松葉先重ね5.5ミリ 裸身重量483グラム 拵に納めて鞘を払った重量736グラム 江戸前期 The early period of Edo era 平成30年10月22日 石川県登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地二重はばき、腰刻黒魚子蝋塗鞘脇指拵、白鞘 家平は陀羅尼派一族で、初代家忠の子です。賀州住兼若・賀州住藤原家忠・加州住藤原清光らとともに、代々前田家を支えた加賀鍛冶を代表する存在として高く評価される刀工です。 兄の早世により家督を継ぎ二代家平となり、その技量は父・家忠と並び称されるほど、加賀刀工中でも最も高い技量を備えたと言われ、後に國平と改銘しました。刃文は匂の締まった互の目、あるいは直刃を基調としたものを得意とします。 加賀新刀の作には年紀作が少なく、故にその研究について停滞感が在りますが、本作は加賀新刀研究上、極めて貴重な資料と申せましょう。 本脇指は、刃長の割に身幅が広く、切先が延びた豪壮な体配で、地鉄は柾目主調に地沸が付き、地景がよく入って少しく肌立ち、刃文は匂口明るく冴えた湾れを基調に互ノ目を交え、刃縁には砂流がかかり、食い違い風の刃を交えた変化に富み、相対的に柾目に絡んだ刃縁は、和紙を割いたかのような印象を与え、刃中には足が入り、金筋が現れ、鋩子は直ぐに先丸く返るなど、見どころに富んでいます。 附属の拵に見る縁頭の形状を見るに、尾張拵であることがうかがえます。尾張徳川家臣の指料には、本脇指のように豪壮かつ重厚な造り込みの作が多く見られ、本作もその系譜に連なるものと捉えられるでしょう。柄にがたつきは無く、鐔は鉄味の良い板鐔に、手水鉢・柄杓・笹図を赤銅と金で巧みに刻した優品で、耳には縄目模様を施し、簡素ながら格調高い仕立てとなっています。栗形は本来金属製のものが添えられていたと推察されますが、現状では欠落し、木地に鵐目を取り付けた状態で下緒が通されています。 加賀新刀の名工・家平(國平)の作としての価値に加え、尾張拵の可能性を備えた本脇指は、蒐集・研究のいずれの観点からも極めて注目すべき作品と申せましょう。 2025年9月審査にて特別保存刀剣鑑定合格

















加賀 · 1661-1673頃
藤代 Chu-jo saku · 刀剣大鑑 上位75%
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保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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