説明

赤坂鐔は江戸の赤坂に居住したところからその名があり、江戸初期、寛永ごろの忠正を初代として幕末まで栄え、上三代は無銘である。有銘のものは四代の彦十郎忠時からあり、八代まで同名をきる。赤坂四代忠時は、赤坂系図では四代目にあたるが在銘の赤坂派の鐔はこの人から存在する。宝永年間に赤坂派鐔工の頭領となり、延享三年に没し、在職期間は三十数年に及ぶ。当時、宗珉・利寿・安親などの著名金工と共に江戸文化のなかで透鐔の伝統を守り活躍した。作風は純赤坂風のものと肥後風のものの両様があり、精巧を極むと云われている。 本作は、やや大振りにて、重ね厚く、全体に線が太く力強い。鉄味が良く、鉄に潤いがあり、艶やかとなる。

No.F00146 鐔 赤坂四代忠時 双玉追龍図

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