説明

刀剣小町 脇差 無銘(古波平) 白鞘入 (Wakizashi, attributed to Ko-Naminohira) 平安末期から新々刀期まで連綿と続いた薩摩国波平の刀工群の中でも、南北朝期を下らない作を古波平と呼んでいます。本作は、古波平の特色をよくあらわした一振りで、大磨上ながら反り高く小切先の姿よく、板目流れ肌立ちごころに白気映り立ち、綾杉風を交えるなど九州地鉄の態を示し、細直刃もほつれや喰違い刃を交えるなど味わい深い一振りです。 銀一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(高知県 壱〇五四八号 昭和丗五年九月廿四日交付)、 TEL : (03)5284-9014 / FAX : (03)5284-9043 古物商許可 (美術品商) 株式会社ヴィーニュコーポレーション 東京都公安委員会 第306671805385号 「5FCD」

脇差 白鞘入り
Tokuho

脇差 白鞘入り

脇差

¥800,000

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仕様

長さ

51.2 cm

反り

1.4 cm

元幅

2.84 cm

先幅

1.8 cm

流派について

Naminohira School波平派

16 重要刀剣

波平派は、平安時代後期に正国なる刀工が大和より薩摩国谷山郡波平の地に来住して開祖となったと伝えられる。その子を行安といい、以後その門流は南北朝時代を経て幕末新々刀期にまで綿々と続いた。同派の中でも南北朝期を降らぬ刀工及びその作刀群を総称して古波平と呼び、波平安次の名跡は鎌倉中期から室町期にかけて継承されている。一説に安次は行安の門とも伝えられ、在銘作は数少なく資料的に極めて貴重である。 古波平の作風は大和気質の強く窺えるものであるが、鍛えは板目に流れ肌が目立って交じり、ねっとりとして軟らか味をおびた肌合を呈し、地沸がよくつき太い地景が随処に入る。刃文は細直刃を基調として匂口がうるみごころとなり、小沸がつき、刃縁にほつれが見られ、腰元を焼き落すなどの諸点に特色がある。帽子は直ぐに焼詰め、或いは丸く浅く返る。姿は腰反りのついた古様な太刀姿を呈し、南北朝期には身幅がやや広く元先の幅差が目立たず大鋒に結ぶなど時代色が現れる。 新刀期に入ると、延宝八年生まれの一平安代が同派の代表工となる。通称を玉置小市といい、初め父安貞について学び、のちに波平本家の大和守安国の門にも学んだ。享保六年正月、同国の正清と共に八代将軍吉宗に召されて江戸で鍛刀し、その技を認められて幕府から一葉葵紋を茎に切ることを許され、さらに帰途朝廷より主馬首に任ぜられた。安代は穏やかな直刃調浅くのたれた刃取りを得意とし、匂が深く沸が厚く強くつき、荒沸を交え、金筋・沸筋・砂流しがさかんに入るなど、働き豊富な作風を示している。

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