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刀 肥前国忠吉(九代) 拵付 銘:肥前国忠吉(五字銘) 造り:鎬造、庵棟 鍛え:小板目肌よく詰み、肥前刀特有の小糠肌となる。 刃文:直刃、匂口深く明るい。 帽子:小丸に返る。 目釘穴:一個 ハバキ:銀無垢二重 研磨済み、白鞘入り、押形付属 拵:革製鞘袋付 寸法: 長さ:70.0 cm 反り:1.21 cm 元幅:3.34 cm 元重:0.71 cm 先幅:2.27 cm 刀身重量:655 g 鑑定書(刀):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣(2001年) 鑑定書(拵):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)特別保存刀装具(1999年) 価格:2,000,000円 九代忠吉は、名門肥前忠吉家の掉尾を飾る名工です。通称を百太郎と称し、天保3年(1832年)に生まれ、明治13年(1880年)に没しました。作刀期間は明治4年(1871年)の廃刀令までとなります。 本作は白鞘に収められており、家紋をあしらった当時の貴重な革製鞘袋が付属する、保存状態の極めて優れた美しい拵が添えられています。特筆すべきは、この鞘袋を含めた拵全体が、日本美術刀剣保存協会の特別保存刀装具鑑定に合格している点にあり、資料的価値も非常に高い一振です。 幕末期に活躍した肥前国忠吉の本作は、深く明るい匂口に、和紙を裂いたような柔らかみのある刃文が際立っており、格調高い風格を漂わせています。 拵には備前住直政による南蛮風の鍔が装着されており、刀身・外装ともに申し分のない逸品です。保存の難しい当時の鞘袋がこれほど良好な状態で現存している例は稀であり、幕末の職人技の粋を集めた希少な作例といえます。 八代忠吉の正系を継いだ九代忠吉による、幕末肥前刀の白眉として自信を持って推奨いたします。

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MarketEncyclopediaKantei
刀剣›肥前忠吉›忠吉›肥前忠吉 九代 — 刀
刀特別保存
忠吉

肥前忠吉 九代 — 刀

在銘 · Hizen Tadayoshi · 慶長 · 長さ 70cm · 反り 1.21cm

€12,500
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忠吉 — 1 of 6
忠吉 — 2 of 6
忠吉 — 3 of 6
忠吉 — 4 of 6
忠吉 — 5 of 6
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忠吉 — 1 of 6忠吉 — 2 of 6忠吉 — 3 of 6忠吉 — 4 of 6忠吉 — 5 of 6忠吉 — 6 of 6
法量・詳細
刀工
忠吉
種別
刀
流派
Hizen Tadayoshi
活動期
1868–1912年頃(Meiji)
国
肥前
銘
在銘
法量
長さ 70cm反り 1.21cm元幅 3.34cm先幅 2.27cm重ね 0.71cm重量 655g
説明

刀 肥前国忠吉(九代) 拵付 銘:肥前国忠吉(五字銘) 造り:鎬造、庵棟 鍛え:小板目肌よく詰み、肥前刀特有の小糠肌となる。 刃文:直刃、匂口深く明るい。 帽子:小丸に返る。 目釘穴:一個 ハバキ:銀無垢二重 研磨済み、白鞘入り、押形付属 拵:革製鞘袋付 寸法: 長さ:70.0 cm 反り:1.21 cm 元幅:3.34 cm 元重:0.71 cm 先幅:2.27 cm 刀身重量:655 g 鑑定書(刀):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣(2001年) 鑑定書(拵):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)特別保存刀装具(1999年) 価格:2,000,000円 九代忠吉は、名門肥前忠吉家の掉尾を飾る名工です。通称を百太郎と称し、天保3年(1832年)に生まれ、明治13年(1880年)に没しました。作刀期間は明治4年(1871年)の廃刀令までとなります。 本作は白鞘に収められており、家紋をあしらった当時の貴重な革製鞘袋が付属する、保存状態の極めて優れた美しい拵が添えられています。特筆すべきは、この鞘袋を含めた拵全体が、日本美術刀剣保存協会の特別保存刀装具鑑定に合格している点にあり、資料的価値も非常に高い一振です。 幕末期に活躍した肥前国忠吉の本作は、深く明るい匂口に、和紙を裂いたような柔らかみのある刃文が際立っており、格調高い風格を漂わせています。 拵には備前住直政による南蛮風の鍔が装着されており、刀身・外装ともに申し分のない逸品です。保存の難しい当時の鞘袋がこれほど良好な状態で現存している例は稀であり、幕末の職人技の粋を集めた希少な作例といえます。 八代忠吉の正系を継いだ九代忠吉による、幕末肥前刀の白眉として自信を持って推奨いたします。

作者について

忠吉

新刀 · 肥前 · 1868-1912頃

現在2点販売中

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忠吉の作 2点が現在販売中→
忠吉 — 詳細新刀派
流派について

肥前忠吉

新刀 · 肥前

現在130点販売中

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肥前忠吉派は、肥前佐賀の城下を中心に興った新刀期の一流であり、その祖は橋本新左衛門と称した初代忠吉である。資料によれば、初代は鍋島家の抱え工として、慶長元年に藩命により彫工宗長とともに上洛して京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀を、宗長は彫技を学んだという。同三年に帰国して佐賀城下に住し、鍋島藩の庇護のもとに一門は大いに栄えた。年紀は慶長五年に始まり、元和十年には再び上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠広に、氏を源から藤原に改めている。この改名は同一の手の変遷であって別人ではない。初代の嫡子たる二代近江大掾忠広は六十有余年に及ぶ作刀生活を送って肥前最多作の工となり、本家の忠吉銘は土佐守家を経て三代陸奥守忠吉へと返上襲名されて、上三代の本流を成した。これと並んで、初代の門人や身内から、播磨大掾忠国の系、河内大掾正広に発する正広の系、出羽守行広の系といった分家、すなわち傍肥前と汎称される諸工が興り、代を重ねて佐賀の工房は確立された。 一門の共通する作風は、まずその地鉄に表れる。よく約んだ小板目を緻密に鍛え、地沸が微塵に厚く均しくつき、地景が細かに頻りに入って、かね明るく冴える。資料はこれを肥前特有の米糠肌と名指し、他派の出さない細かく明るい肌であるとする。この精良な地の上に、本家の本領たる中直刃を焼く。浅くのたれごころを帯び、処々に小互の目を交え、小足・葉が入り、匂深く小沸が細かについて締まり明るく、帽子は直ぐに小丸へ静かに返る。本来狙った来一門の直刃に対しては、匂口がより締まって明るく、鍛えに覇気がある点で分かれると説く。一方、初代の初期作には直江志津・古作大和物・来一門・鎌倉名工を狙った多様な写し物があり、掃きかけの帽子など本家の通則の例外も見える。代や系統による差異も資料の支持する範囲で明らかである。二代忠広と三代忠吉は本家本領の静かな直刃を継ぎ、なかでも三代は祖父初代を想わせる強く精美な鍛えを身上とする。これに対し傍肥前の諸工は華やかな乱れ刃を好み、正広は丁子を主調とした乱れに互の目を交え、行広は竪長の足長丁子乱れを焼き、忠国は一門の中で最も砂流しが目立つ足長丁子をあらわした。本家が直刃で読まれるのに対し、傍系はその精良な地を覇気ある乱刃へ運んだのである。 肥前刀の鑑定の勘所は、何よりこの米糠肌にある。明るく冴えた小糠肌の上に締まった直刃を焼くという組合せこそ、収集家が肥前刀を求める核心であり、地鉄と刃文が相俟って同派同定の眼目を成す。さらに銘振りもまた鑑定の一部をなし、本家は刀に指裏すなわち太刀銘に切るのを常とし、五字銘・住人銘・受領銘の別が時期を語る。主要刀工の格は資料の伝える通りで、初代忠吉は藤代の極めで最上作、二代忠広・三代忠吉や正広・行広は上々作ないし上作に位置づけられる。代表作には鍋島家伝来の作が多く、来歴には尾張徳川家・佐竹家・皇室などの名が録され、初代の一口には師明寿の添銘が遺り、忠国・正広の作には山野加右衛門ら截断銘を金象嵌に帯びるものがあって、手のみならず刃味の証となる。指定を受けた作の多くは旧蔵家や公の収蔵に永く蔵されて市に現れることは少なく、傍系の作も折にふれて世に出るにとどまる。されば在銘の肥前忠吉は手の届かぬものではないが、祖その人の作や、最も精美な米糠肌に直刃を焼いた一口が現れることは時折のことであり、現れれば肥前刀の一里塚というべきものである。 詳しく見る →

27名の刀工指定510口
主要刀工
刀工時代指定
忠吉1596-1632123
忠吉1662-168158
忠廣1624-1693169
正廣1624-165532
忠國1648-165232
肥前忠吉流派を見る →

歴史的背景

肥前刀は藩営の産業である。鍋島家は1596年頃、忠吉を京の埋忠明寿のもとに学ばせ、帰国したその工を核に公認の一門を築いた。小糠肌で名高いその作は、九代にわたり明治まで続いている。

肥前 藩営の刀 →

NBTHK鑑定書
Tokubetsu Hozon Tōken特別保存刀剣
Sword Especially Worthy of Preservation
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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販売店
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中野古銭
Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - E3994 26万円 忠吉Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - E3994 26万円 忠吉

脇差

作忠吉
39.2cm·明治
¥260,000

忠吉の売約済み

銀座長州屋
Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - 銘 藤原忠吉(九代)Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - 銘 藤原忠吉(九代)
売切れ

脇差

作忠吉
Meiji (1868-1912)
売却済
銀座長州屋
Katana - by Hizen Tadayoshi - 銘 肥前国忠吉(九代)Katana - by Hizen Tadayoshi - 銘 肥前国忠吉(九代)
売切れ

刀

作忠吉
新々刀
売却済
Tozando
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - Katana - Tadayoshi - NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate - Uchigatana/Shirasaya Koshirae - Ubu Nakago - Shinshinto Era - Ishikawa 6968Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - Katana - Tadayoshi - NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate - Uchigatana/Shirasaya Koshirae - Ubu Nakago - Shinshinto Era - Ishikawa 6968
売切れ

刀

作忠吉
68.4cm·Tenpo (1830-1844)
売却済

肥前忠吉派の作

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葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(特別保存刀剣鑑定書付)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(特別保存刀剣鑑定書付)

刀

作忠廣
74.55cm·Kanei (1624-1644)
開始価格¥2,000,000
銀座長州屋
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 銘 肥前國住近江大掾藤原忠廣Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 銘 肥前國住近江大掾藤原忠廣

刀

作忠廣
71.27cm·Kanei (1624-1644)
¥2,500,000
Tozando
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 日本刀販売 - 忠広 - NBTHK重要刀剣指定品 - 新刀期 刀 | 東山堂Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 日本刀販売 - 忠広 - NBTHK重要刀剣指定品 - 新刀期 刀 | 東山堂

刀

作忠廣
72.2cm·Kanei (1624-1644)
¥8,500,000
永楽堂
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 忠広 刀 重要刀剣Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 忠広 刀 重要刀剣

刀

作忠廣
71cm·Kanei (1624-1644)
お問い合わせ
宝刀堂
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀

刀

作忠廣
70.1cm·Kanei (1624-1644)
¥1,800,000
Supein Nihonto
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Masahiro - 肥前国正広(二代) 刀 特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Hizen Masahiro - 肥前国正広(二代) 刀 特別保存刀剣

刀

作正廣
Manji (1658-1661)
¥19,000
Toyuukai
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 刀 銘 肥前国住人忠吉作 特別保存刀剣鑑定書Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 刀 銘 肥前国住人忠吉作 特別保存刀剣鑑定書

刀

作忠吉
69.4cm·新刀
¥4,800,000
銀座長州屋
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Masahiro - 刀 銘 肥前国河内大掾藤原正広(業物)Katana - Jūyō - by Hizen Masahiro - 刀 銘 肥前国河内大掾藤原正広(業物)

刀

作正廣
70.3cm·Kanei (1624-1644)
¥7,500,000

刀剣

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刀 肥前国忠吉(九代) 拵付 銘:肥前国忠吉(五字銘) 造り:鎬造、庵棟 鍛え:小板目肌よく詰み、肥前刀特有の小糠肌となる。 刃文:直刃、匂口深く明るい。 帽子:小丸に返る。 目釘穴:一個 ハバキ:銀無垢二重 研磨済み、白鞘入り、押形付属 拵:革製鞘袋付 寸法: 長さ:70.0 cm 反り:1.21 cm 元幅:3.34 cm 元重:0.71 cm 先幅:2.27 cm 刀身重量:655 g 鑑定書(刀):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣(2001年) 鑑定書(拵):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)特別保存刀装具(1999年) 価格:2,000,000円 九代忠吉は、名門肥前忠吉家の掉尾を飾る名工です。通称を百太郎と称し、天保3年(1832年)に生まれ、明治13年(1880年)に没しました。作刀期間は明治4年(1871年)の廃刀令までとなります。 本作は白鞘に収められており、家紋をあしらった当時の貴重な革製鞘袋が付属する、保存状態の極めて優れた美しい拵が添えられています。特筆すべきは、この鞘袋を含めた拵全体が、日本美術刀剣保存協会の特別保存刀装具鑑定に合格している点にあり、資料的価値も非常に高い一振です。 幕末期に活躍した肥前国忠吉の本作は、深く明るい匂口に、和紙を裂いたような柔らかみのある刃文が際立っており、格調高い風格を漂わせています。 拵には備前住直政による南蛮風の鍔が装着されており、刀身・外装ともに申し分のない逸品です。保存の難しい当時の鞘袋がこれほど良好な状態で現存している例は稀であり、幕末の職人技の粋を集めた希少な作例といえます。 八代忠吉の正系を継いだ九代忠吉による、幕末肥前刀の白眉として自信を持って推奨いたします。

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刀剣›肥前忠吉›忠吉›肥前忠吉 九代 — 刀
刀特別保存
忠吉

肥前忠吉 九代 — 刀

在銘 · Hizen Tadayoshi · 慶長 · 長さ 70cm · 反り 1.21cm

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忠吉 — 2 of 6
忠吉 — 3 of 6
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忠吉 — 1 of 6忠吉 — 2 of 6忠吉 — 3 of 6忠吉 — 4 of 6忠吉 — 5 of 6忠吉 — 6 of 6
法量・詳細
刀工
忠吉
種別
刀
流派
Hizen Tadayoshi
活動期
1868–1912年頃(Meiji)
国
肥前
銘
在銘
法量
長さ 70cm反り 1.21cm元幅 3.34cm先幅 2.27cm重ね 0.71cm重量 655g
説明

刀 肥前国忠吉(九代) 拵付 銘:肥前国忠吉(五字銘) 造り:鎬造、庵棟 鍛え:小板目肌よく詰み、肥前刀特有の小糠肌となる。 刃文:直刃、匂口深く明るい。 帽子:小丸に返る。 目釘穴:一個 ハバキ:銀無垢二重 研磨済み、白鞘入り、押形付属 拵:革製鞘袋付 寸法: 長さ:70.0 cm 反り:1.21 cm 元幅:3.34 cm 元重:0.71 cm 先幅:2.27 cm 刀身重量:655 g 鑑定書(刀):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣(2001年) 鑑定書(拵):日本美術刀剣保存協会(NBTHK)特別保存刀装具(1999年) 価格:2,000,000円 九代忠吉は、名門肥前忠吉家の掉尾を飾る名工です。通称を百太郎と称し、天保3年(1832年)に生まれ、明治13年(1880年)に没しました。作刀期間は明治4年(1871年)の廃刀令までとなります。 本作は白鞘に収められており、家紋をあしらった当時の貴重な革製鞘袋が付属する、保存状態の極めて優れた美しい拵が添えられています。特筆すべきは、この鞘袋を含めた拵全体が、日本美術刀剣保存協会の特別保存刀装具鑑定に合格している点にあり、資料的価値も非常に高い一振です。 幕末期に活躍した肥前国忠吉の本作は、深く明るい匂口に、和紙を裂いたような柔らかみのある刃文が際立っており、格調高い風格を漂わせています。 拵には備前住直政による南蛮風の鍔が装着されており、刀身・外装ともに申し分のない逸品です。保存の難しい当時の鞘袋がこれほど良好な状態で現存している例は稀であり、幕末の職人技の粋を集めた希少な作例といえます。 八代忠吉の正系を継いだ九代忠吉による、幕末肥前刀の白眉として自信を持って推奨いたします。

作者について

忠吉

新刀 · 肥前 · 1868-1912頃

現在2点販売中

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忠吉 — 詳細新刀派
流派について

肥前忠吉

新刀 · 肥前

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肥前忠吉派は、肥前佐賀の城下を中心に興った新刀期の一流であり、その祖は橋本新左衛門と称した初代忠吉である。資料によれば、初代は鍋島家の抱え工として、慶長元年に藩命により彫工宗長とともに上洛して京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀を、宗長は彫技を学んだという。同三年に帰国して佐賀城下に住し、鍋島藩の庇護のもとに一門は大いに栄えた。年紀は慶長五年に始まり、元和十年には再び上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠広に、氏を源から藤原に改めている。この改名は同一の手の変遷であって別人ではない。初代の嫡子たる二代近江大掾忠広は六十有余年に及ぶ作刀生活を送って肥前最多作の工となり、本家の忠吉銘は土佐守家を経て三代陸奥守忠吉へと返上襲名されて、上三代の本流を成した。これと並んで、初代の門人や身内から、播磨大掾忠国の系、河内大掾正広に発する正広の系、出羽守行広の系といった分家、すなわち傍肥前と汎称される諸工が興り、代を重ねて佐賀の工房は確立された。 一門の共通する作風は、まずその地鉄に表れる。よく約んだ小板目を緻密に鍛え、地沸が微塵に厚く均しくつき、地景が細かに頻りに入って、かね明るく冴える。資料はこれを肥前特有の米糠肌と名指し、他派の出さない細かく明るい肌であるとする。この精良な地の上に、本家の本領たる中直刃を焼く。浅くのたれごころを帯び、処々に小互の目を交え、小足・葉が入り、匂深く小沸が細かについて締まり明るく、帽子は直ぐに小丸へ静かに返る。本来狙った来一門の直刃に対しては、匂口がより締まって明るく、鍛えに覇気がある点で分かれると説く。一方、初代の初期作には直江志津・古作大和物・来一門・鎌倉名工を狙った多様な写し物があり、掃きかけの帽子など本家の通則の例外も見える。代や系統による差異も資料の支持する範囲で明らかである。二代忠広と三代忠吉は本家本領の静かな直刃を継ぎ、なかでも三代は祖父初代を想わせる強く精美な鍛えを身上とする。これに対し傍肥前の諸工は華やかな乱れ刃を好み、正広は丁子を主調とした乱れに互の目を交え、行広は竪長の足長丁子乱れを焼き、忠国は一門の中で最も砂流しが目立つ足長丁子をあらわした。本家が直刃で読まれるのに対し、傍系はその精良な地を覇気ある乱刃へ運んだのである。 肥前刀の鑑定の勘所は、何よりこの米糠肌にある。明るく冴えた小糠肌の上に締まった直刃を焼くという組合せこそ、収集家が肥前刀を求める核心であり、地鉄と刃文が相俟って同派同定の眼目を成す。さらに銘振りもまた鑑定の一部をなし、本家は刀に指裏すなわち太刀銘に切るのを常とし、五字銘・住人銘・受領銘の別が時期を語る。主要刀工の格は資料の伝える通りで、初代忠吉は藤代の極めで最上作、二代忠広・三代忠吉や正広・行広は上々作ないし上作に位置づけられる。代表作には鍋島家伝来の作が多く、来歴には尾張徳川家・佐竹家・皇室などの名が録され、初代の一口には師明寿の添銘が遺り、忠国・正広の作には山野加右衛門ら截断銘を金象嵌に帯びるものがあって、手のみならず刃味の証となる。指定を受けた作の多くは旧蔵家や公の収蔵に永く蔵されて市に現れることは少なく、傍系の作も折にふれて世に出るにとどまる。されば在銘の肥前忠吉は手の届かぬものではないが、祖その人の作や、最も精美な米糠肌に直刃を焼いた一口が現れることは時折のことであり、現れれば肥前刀の一里塚というべきものである。 詳しく見る →

27名の刀工指定510口
主要刀工
刀工時代指定
忠吉1596-1632123
忠吉1662-168158
忠廣1624-1693169
正廣1624-165532
忠國1648-165232
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歴史的背景

肥前刀は藩営の産業である。鍋島家は1596年頃、忠吉を京の埋忠明寿のもとに学ばせ、帰国したその工を核に公認の一門を築いた。小糠肌で名高いその作は、九代にわたり明治まで続いている。

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日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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忠吉の他の作

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中野古銭
Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - E3994 26万円 忠吉Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - E3994 26万円 忠吉

脇差

作忠吉
39.2cm·明治
¥260,000

忠吉の売約済み

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Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - 銘 藤原忠吉(九代)Wakizashi - by Hizen Tadayoshi - 銘 藤原忠吉(九代)
売切れ

脇差

作忠吉
Meiji (1868-1912)
売却済
銀座長州屋
Katana - by Hizen Tadayoshi - 銘 肥前国忠吉(九代)Katana - by Hizen Tadayoshi - 銘 肥前国忠吉(九代)
売切れ

刀

作忠吉
新々刀
売却済
Tozando
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - Katana - Tadayoshi - NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate - Uchigatana/Shirasaya Koshirae - Ubu Nakago - Shinshinto Era - Ishikawa 6968Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - Katana - Tadayoshi - NBTHK Tokubetsu Hozon Certificate - Uchigatana/Shirasaya Koshirae - Ubu Nakago - Shinshinto Era - Ishikawa 6968
売切れ

刀

作忠吉
68.4cm·Tenpo (1830-1844)
売却済

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特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(特別保存刀剣鑑定書付)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(特別保存刀剣鑑定書付)

刀

作忠廣
74.55cm·Kanei (1624-1644)
開始価格¥2,000,000
銀座長州屋
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 銘 肥前國住近江大掾藤原忠廣Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 銘 肥前國住近江大掾藤原忠廣

刀

作忠廣
71.27cm·Kanei (1624-1644)
¥2,500,000
Tozando
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Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 日本刀販売 - 忠広 - NBTHK重要刀剣指定品 - 新刀期 刀 | 東山堂Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 日本刀販売 - 忠広 - NBTHK重要刀剣指定品 - 新刀期 刀 | 東山堂

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作忠廣
72.2cm·Kanei (1624-1644)
¥8,500,000
永楽堂
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 忠広 刀 重要刀剣Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 忠広 刀 重要刀剣

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作忠廣
71cm·Kanei (1624-1644)
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Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀

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作忠廣
70.1cm·Kanei (1624-1644)
¥1,800,000
Supein Nihonto
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Masahiro - 肥前国正広(二代) 刀 特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Hizen Masahiro - 肥前国正広(二代) 刀 特別保存刀剣

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作正廣
Manji (1658-1661)
¥19,000
Toyuukai
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Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 刀 銘 肥前国住人忠吉作 特別保存刀剣鑑定書Katana - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 刀 銘 肥前国住人忠吉作 特別保存刀剣鑑定書

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作忠吉
69.4cm·新刀
¥4,800,000
銀座長州屋
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Katana - Jūyō - by Hizen Masahiro - 刀 銘 肥前国河内大掾藤原正広(業物)Katana - Jūyō - by Hizen Masahiro - 刀 銘 肥前国河内大掾藤原正広(業物)

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作正廣
70.3cm·Kanei (1624-1644)
¥7,500,000

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