説明

来国長は、来国俊の門人で、初め山城、後に摂津国西成郡中島(現在の大阪市東淀川区内)に移住したことから、『中島来』の呼称があります。 銘鑑によると、初二代があり、初代が鎌倉最末期の元徳(一三二九~三一)頃、二代が南北朝中後期の正平(一三四六~七〇)、応安(一三六八~七五)頃としています。 造り込みは、時代の姿を反映し、切っ先身幅の尋常な作から、切っ先の延びた大柄な作まで見られます。現存作に在銘の太刀は極めて少なく、ほぼ寸延び短刀か、小脇差しのみです。 作風は、来派伝統の小沸出来直刃を本位としていますが、中には国俊、国光辺りには見られないような沸の強い互の目乱れもあり、帽子も純然たる小丸ではなく、返りが長いもの、乱れ込んで掃き掛けるもの、焼き詰め風となる場合もあります。また鍛えに強い杢目や板目が交じる点も同工の特徴です。 本作は、いわゆる薙刀直しですが、南北朝期以降に見られる先が強く張って大柄なスタイルではないため、鎌倉末期の作と鑑せられます。 広直刃調の刃は、刃縁良く沸付いて匂い深く所々締まり、一部喰違刃掛かり、刃中小足、小互の目足、葉が繁く入るなど、刃の深み、刃縁、刃中の働きも豊富、地刃健全で、刀身がグッと重いです。 大きな欠点なく、焼き刃も元から先まで染みるような箇所は皆無、大変魅力的な中島来です。 商品番号:P-953 薙刀直し脇差し 中島来(無銘) 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え付き 価格: ¥830,000 (税込) 販売期間: 数量: 振 在庫: ○ 在庫 ○ 返品についての詳細はこちら お買いものガイド 月刊コレクション情報 2026年7月号 (6/19発送) 会員の方のみご覧いただけます 月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。 見本誌請求(無料)はこちらから 最新情報をいち早くお届けいたします! 無題ドキュメント 刀剣・槍 販売品一覧 太刀 刀 脇差 短刀 薙刀・槍 刀装具 販売品一覧 鐔 小柄 目貫 縁頭 拵え 火縄銃 特別重要・重要刀剣一覧 特別保存刀剣一覧 保存刀剣一覧 売却済み商品 <ごあいさつ> コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい! (株)コレクション情報 〒500-8258岐阜県岐阜市西川手7丁目89TEL.058-274-1960FAX.058-273-7369 カレンダー ■今日 ■定休日 ■展示会 営業時間 9:00~18:00 FAX/メールは24時間受け付けております。 会社へお越しの際はご一報ください。 リンク 伊豆 伊東 浮山温泉 高級旅館

薙刀直し脇差し 中島来(無銘) Wakizashi:Nakajima Rai(Mumei)
Tokuho

薙刀直し脇差し 中島来(無銘) Wakizashi:Nakajima Rai(Mumei)

脇差

¥830,000

世界81社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ

仕様

長さ

40.4 cm

反り

1.2 cm

元幅

3.16 cm

流派について

Nakajima Rai School中島来派

43 重要刀剣

中島来派は、山城来派の刀工来国俊の門人である来国長が摂津国中島に移住して鍛刀したことに起源を持つ一派である。『刀工銘鑑』によれば同名二代があり、初代を元徳頃、二代を正平・応安頃と記している。有銘作の遺例は極めて僅少であるが、現存作は来派の伝統を忠実に継承した作風を示しており、様式的には来国光に近似するものの、作位において若干譲る感がある。 作風の特徴は、地鉄において板目肌がよくつみ、しばしば杢目や流れ肌を交え、肌立ちごころとなり、地沸が厚くつき、地景が細かに頻りに入る点に認められる。淡く沸映りが立つものも見られ、地刃ともに冴えた出来口を呈する。刃文は広直刃を基調とし、小互の目・小丁子などが交じり、足・葉がよく入り、小沸出来で匂口が明るく冴える。刃縁には処々ほつれ・喰違刃・二重刃・打のけなどの変化が現われ、金筋・砂流しが盛んにかかるなど、刃中の働きに富む。帽子は直ぐに小丸、あるいは乱れ込んで掃きかけ、先小丸に返るものが多い。姿形は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかかる頃の特色を示し、身幅広く、元先の幅差が少なく、反りやや浅く、中鋒延びる、あるいは大鋒となる豪壮な体配を呈する。大磨上無銘となるものが大半であるが、輪反りの名残を留めるものも少なくない。 伝世品の多くは重要刀剣以上の指定を受けており、来派の特色を明示しながらも、覇気に富む作域と地刃の健全さを兼備した優品が揃っている。板目肌に地沸が厚くつき地景が頻りに働く鍛え、光の強い沸が厚くついて刃縁が頻りに働く刃文、そして幅広で大鋒の力強い姿態が相俟って、中島来派の刀剣は南北朝期における来派の伝統と時代の覇気を今に伝える貴重な遺産として評価されている。

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