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事典
概要·歴史的重要度·指定·伝来·系譜·流派
概要歴史的重要度指定伝来系譜流派
  1. 流派
  2. 志津
  3. 直江志津
  4. 兼氏

兼氏

Naoe Shizu Kaneuji

重要
巻 14, 番 82 · 刀

兼氏

Naoe Shizu Kaneuji

評価作品2点

著名の刀工
国美濃時代Oan (1368–1375)時代区分南北朝流派志津>直江志津伝法美濃伝代3rd刀工大鑑1,300(上位5%)種別刀工コードKAN2846
1重要美術品
1重要刀剣

概要

志津(しづ)とは元来、美濃国の地名であるが、此の地に大和より正宗の門人である兼氏(かねうじ)が来住して作刀したことから、地名をとって志津三郎兼氏と呼称している。従って、単に志津と呼んだ場合は兼氏を意味することになる。古来、彼は正宗十哲の一人に数えられ、それらの中にあって正宗に最も近い作風を示す刀工の一人である。その出自については大和手掻派の包氏(かねうじ)とする説もある。作風から南北朝時代に活躍したと見られ、相州伝の隆盛に大きく寄与した。

志津の作風は、相州伝を基調としつつも、大和伝の特色を色濃く残している点が特徴である。地鉄は板目鍛えを基本とし、杢目肌、流れ肌、柾目肌を交えるなど変化に富む。肌立ちごころとなることもあり、地沸が厚くつき、地景が頻りに入る。沸映りが立つものもある。刃文は、焼を低めに抑えた浅いのたれを基調とし、互の目、小互の目、尖り刃、小丁子などを交える。足・葉が入り、匂口は深く、沸がよくつき、湯走り、飛焼、二重刃、打のけなどが現れる。金筋、砂流し、沸筋が盛んにかかり、匂口は明るく冴える。帽子は直ぐ調、または浅くのたれて小丸となり、掃きかけて返る。大和風が見られる点として、板目がやや流れごころとなること、刃文にやや尖りごころの互の目が目立って交じること、帽子が掃きかけて焼詰め風となることなどが挙げられる。姿は、身幅が広く、元先の幅差があまり目立たず、重ね厚く、反り浅く、中鋒または大鋒となる。大磨上が多いが、南北朝時代の特色を示す豪壮な体配を示すものも少なくない。

志津の刀は、地刃の出来が優れており、総じて覇気に満ちていると評される。鍛えが良く錬れて冴え冴えとした透明感があり、刃文には光輝く刃沸が厚くつき、変化に富む。地刃が健全であることも評価される点である。相州伝上位の作に見られる美麗な刃沸が厚くつき、或いは凝り或いは崩れて存分に働く様は、沸の妙味を醸し出す。地景、金筋、砂流しなどの働きが豊富で、刃中の働きも目立つ。同工の極めの中でも特に優れているとされる作も存在する。

歴史的重要度

兼氏の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品1
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣1

名工ランク

伝来

販売中

系譜

兼氏
弟子
  1. 1.兼氏Kaneuji3指定

直江志津派

直江志津派の他の刀工

  1. 1.兼友Kanetomo11指定
  2. 2.兼氏Kaneuji3指定
  3. 3.兼國Kanekuni2 販売中1指定
  4. 4.兼信Kanenobu2指定
  5. 5.兼次Kanetsugu4指定
  6. 6.兼清Kanekiyo1指定
  7. 7.国安Kuniyasu1指定

兼氏

兼氏(Kaneuji)は、美濃の直江志津派の刀工です。

応安に活動しました。

作風は美濃伝に属します。

兼氏の作品には、重要1点が指定されています。