古正阿弥

Juyo
18, 328
伝法Iron-tsubaコードNS-KoShoami
国宝
重要文化財
重要美術品
御物
特別重要刀剣
重要刀剣10
10指定品総数
0%在銘 0%
0%名工帰属 0%
10現在の出品

概要

古正阿弥派は、室町時代中期から末期にかけて京都において活躍した鐔工の一派である。刀装金具師から鐔工へと転じたとする説が通説とされ、専門の鐔工が登場する時期に正阿弥派の主流として台頭した。個人銘を有する著名作者は確認されておらず、一派全体の作風により古正阿弥の名で呼び慣らわされている。桃山時代まで継続的に制作が行われ、京の鐔工として確固たる地位を築いた。

古正阿弥派の作風は、質の良い鍛えによる鉄地に透彫を施し、金・銀・赤銅などによる布目象嵌を配するものが通例である。丸形を基本とし、網目文、梶葉文、千鳥文などの植物や鳥獣を題材とした透彫に、耳際へ唐草文などの布目象嵌を施す手法が特徴的である。鉄地は石目地や紫錯の深みある地肌を呈し、日足鑢をかけたものも見られる。透彫は大胆かつ斬新で力強く、象嵌は雅趣に富み、簡素でありながらすっきりとした構成に正阿弥派の特質が表れている。

正阿弥派は後世まで継承され、江戸時代には新正阿弥や正阿弥伝兵衛など多くの流派が生まれた。古正阿弥の作は肥後細川家をはじめとする諸大名家に伝来したものが多く、武家において高く評価されていたことが窺える。鐔としては他工に見られない独特の味わいを持ち、透彫技法と布目象嵌の調和による美しさは、室町末期から桃山時代における京鐔工芸の到達点を示すものとして、今日なお高く評価されている。

指定

10 指定 · 0 名工数

指定の位置づけ

重み付け指定指数 0.07(指定 10 点)

流派中 上位63%

2026/6/17 時点

伝来

伝来記録のある作品 3 点

伝来の位置づけ

伝来指数 1.93(伝来 3 点)

流派中 上位81%

主要工

上位指定の希少度で順位付け

上位流派

  1. 正阿弥

現在の出品