實忠

Sanetada

評価作品3点

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重要巻 7, 番 65 · 脇差

概要

実忠は日向国の刀工で、日州古屋に居住した。銘鑑によれば実昌の子で、国広の親、あるいはその初銘とも伝えられる。しかし、諸家系図では国広の祖父とする記載も遺る。日州刀工は天文頃に実昌・実久などがおり、永禄頃には実忠・実長らが「実」の字を通字とするが、天正頃には国昌・国広・国長と「国」を通字とするようになる。現存する年紀作はいずれも永禄年紀であるが、書籍には天正年紀の作も採録されている。作風から国広との関係が深く示唆されるが、世代関係については諸説あり、今後の研究課題である。

作風は、板目に杢を交え、総体に肌立ちごころとなる地鉄に特徴がある。地沸が微塵に厚くつき、地景が細かによく入る。刃文は互の目に尖り刃、丁子刃を交え、間遠に極く浅いのたれで繋ぎ、足・葉入り、匂口締まりごころに沸がよくつく。金筋・砂流しが細かにかかり、飛焼を交える作もある。帽子は直ぐ調、先尖り、あるいは尖りごころに小丸となり、長く返る。その下、断続的に物打辺まで棟を焼く作も見られる。彫物は梵字や棒樋を施す。銘字は大振りに切られる点も特徴である。姿は、身幅広く、重ね厚い、頑健なものが多く、健全な作が多い。

実忠の作は、尖り刃を交えた刃文など、いかにも国広の古屋打ちと近似したものである。作風や銘字に共通性が感じられ、国広との系譜を顕現している。在銘の現存作は極めて少なく、貴重な存在である。

歴史的重要度

實忠の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品1
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣2

名工ランク

年紀作

伝来

系譜