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事典
概要·歴史的重要度·指定·鑑定·流派
概要歴史的重要度指定鑑定流派
  1. 流派
  2. 伊藤
  3. 勝見

勝見

Ito Katsumi

重要
巻 35, 番 256 · 鍔

勝見

Ito Katsumi

評価作品4点

著名の金工
国武蔵時代Late Edo / Bakumatsu (mid-19th c.)流派伊藤伝法鐔工代10th generation得意分野tsuba種別刀装具作者コードITO007
4重要刀剣

概要

伊藤勝見(いとうかつみ)は、江戸時代末期に活躍した刀装金工家である。文政十二年(1829年)に江戸で生まれ、十二歳で田中清寿に入門、弘化元年(1844年)に十七歳で師の養子となり清重と名乗る。若くして法橋位に叙せられ、師より東竜斎の号を許されるも、後に清寿と不仲となり田中家を離れた。その後、蒔絵師の柴田是真に師事し、万延元年(1860年)三月には伊藤正広家と養子縁組して正隆と名乗り、伊藤家の十代目を継いだ。勝見と改名したのは三十歳後半であり、明治四十三年(1910年)に八十二歳で没した。

勝見の作風は、師である田中清寿の影響を強く受け、象嵌と色絵を多用する点に特色がある。特に、金、銀、赤銅などの色金を的確に用いた象嵌技術に優れ、その発色の良さも特筆される。高彫、片切彫などの技法も駆使し、写実的かつ装飾性の高い作風を確立した。題材は、人物、花鳥、故事など多岐にわたり、本阿弥家所蔵品を写した作例も見られる。重要刀装具指定の作には、「大聖不動明王図鐔」、「牡丹胡蝶図小柄」、「鳥獣戯画蛙合戦図鐔」があり、それぞれ勝見の特色が顕著に表れている。「大聖不動明王図鐔」においては、「象嵌と色絵を多用し、かつそれが的確に用いられ、信仰対象としての不動明王の迫力が、眼前に展開されるかの如くの出来」と評されている。「鳥獣戯画蛙合戦図鐔」は晩年の作であり、「原画を生かした構図が秀逸であり、高彫色絵、象嵌の技術は勝見の本領が存分に発揮された鐔である」と評されている。

伊藤勝見は、幕末から明治にかけて、伝統的な刀装技術を継承しつつ、新たな表現を追求した金工家として評価されている。象嵌、色絵、高彫などの高度な技術を駆使し、意匠に工夫を凝らした作品は、刀装具の世界に新たな境地を開いたと言える。特に、色金の効果的な使用は、勝見の作風を特徴づける重要な要素であり、その技術は後世にも影響を与えた。

歴史的重要度

勝見の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定

国宝—
重要文化財—
重要美術品—
御物—
特別重要刀剣—
重要刀剣4

名工ランク

鑑定

販売中

伊藤派

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勝見

勝見(Katsumi)は、武蔵の伊藤派の装剣金工です。

江戸〜幕末に活動しました。

作風は鐔工に属します。

勝見の作品には、重要4点が指定されています。